ISOマネジメントシステムを通して滋賀県を中心に近畿、中部地方などでお役立ちを目指すエルアンドピー(L&P)ネットワークのブログです。

 

週末は晴天と雨天が対照的なお天気でした。

紅葉の見ごろが始まりつつありますので、これからしばらくはお出かけ日和になりそうです。

琵琶湖水位はマイナス53cmで安定していますが、昨日の雨模様で少し回復してほしいと思います。

 

さて、そんな中ですが、11月10日~21日の期間で、国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)が開催されています。

国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)は、1995年にドイツで開催された会議から始まりました。

1997年の第3回会議(COP3)ではいわゆる”京都議定書”と言われているもので、日本では温室効果ガス排出量を2012年までに2005年基準でマイナス6%にするというものでした。

 

今回のCOP30では、2023年の”パリ協定”で約束した”2035年までにGHG排出量を2019年比で60%削減” を達成するための枠組みの実施状況確認と更なる積み上げ、達成するための発展途上国への支援と資金、森林資源の保護がテーマになっているようです。

 

残念ながら日本からは、国会開催中でもあるため、高市総理大臣の出席はありませんが、環境大臣が出席し、取り組みの確認を行っています。

排出大国である中国(約32%)、アメリカ(約14%)、インド(約7%)(いずれも2020年度)の思惑もありますので、どのような結論が導かれるのか悩ましいところではありますが、約3%排出している日本としても、放置するわけにはいかない課題かと思います。

 

皆様の組織でも、気候変動が事業に与える影響を含め、あらためて温室効果ガスについて考える機会になるとよいかと思います。