ISOマネジメントシステムを通して滋賀県を中心に近畿、中部地方などでお役立ちを目指すエルアンドピー(L&P)ネットワークのブログです。

週末は台風の影響もあるようで、雨模様とともに夏を思わせる蒸し暑さでした。

これからがお出かけにはよい季節ですが、残念ながら大阪関西万博も期間を満了し、昨日終了しました。

中東では紛争が終わる気配もあり、日本では政治が不安定化しているようにも思われます。

いろいろな変化が起きそうな気配がありますが、良い変化であってほしいと思います。

毎週お伝えしている琵琶湖水位ですが、マイナス59cmで、例年よりも減少傾向になっています。これからあまり雨が降りにくい季節に思いますので少し心配です。

 

さて、そんな中ですが、皆様”オゾンホール”は覚えておられますでしょうか。

フロンガスがオゾン層を破壊するので、フロンガスを大気に放出しないようにしないといけない、ということが1990年代にわかり、世界中で規制が始まりました。南極や北極ではオゾンのない空間(オゾンホール)が発生してしまい、紫外線の影響が地上に発生するといわれていました。

そのオゾンホールですが、世界気象機関(WMO)によると、球を保護するオゾン層は回復しつつあり、2024年のオゾンホールは近年よりも小さくなったといことで、このままうまくいけば、今世紀中ごろにはオゾンホールが消滅するようです。

 

 

日本では、 ”フロン排出抑制法”が制定され、皆様の組織でも、フロンガスを使用した機器の点検を行っておられたり、”家電リサイクル法”においては、家庭で使用しなくなった冷蔵庫を電気屋さんなどできちんと処理していただいていると思いますが、それらの活動が地球を守ることにつながり、成果が出ている状況になっています。

フロンガスも、その後の研究で、オゾン層を破壊しない物質に代わっていますが、一方で代替フロンと言われている新しいエアコンや冷蔵庫などに称されている物質は、地球温暖化の影響があるとされる温室効果ガスになっていますので、いずれにしても大気中に拡散させないようにしたいですね。