昨年の11月に初めて受任した成年後見人のその後の話です

 

昨年の成年後見人の初回のブログはこちら↓

成年後見人受任 | らんど君のふどうさんと代理申請日記 Since200907(201501) (ameblo.jp)

 

受任してから約5ヵ月が経ちました。

 

受任当初は初めて物語でしたので不安でいっぱいでしたが、今はおかげさまで軌道にのり落ち着きました。

 

受任してまず1番大変だったのが財産目録の作成で、受任後1カ月以内に家庭裁判所に提出しなければいけなく、しかも自分の場合年末年始にかかっていて、家庭裁判所はそういう事情は全く考慮してくれませんでしたので、とにかく時間のない中で関係者等に確認したりするなど手探りの状態でした。

 

何とか期限までに提出して、その後は後見人の登記が完了したという報告が家庭裁判所からあったので、法務局で登記事項証明書を取得して、金融機関・年金事務所・役所への後見人の届出をしました。

 

これも何をどうやって手続きしたらよいのかわからないため、各窓口で確認しながら手続しました

 

初めて知ったのは、金融機関ではキャッシュカードは回収され、現金を引き出す場合は窓口のみとなりました(それだけ厳重ということですね)

 

後見人になって1番心配していたのは、被後見人との信頼関係の構築でした

 

被後見人は認知症で、昔のことはよく覚えているが、最近のことは忘れてしまうということだったので、とにかく自分を忘れられないよう覚えてもらい信頼してもらえるように2週間に1回は面会をしています

 

その結果、おかげさまで今では覚えてもらえて、面会時は穏やかな時間を過ごすことができてます

 

後見人の職務は「身上監護」と「財産管理」

 

特に今は「身上監護」が大変重要だと言われてますので、被後見人に寄り添いながら被後見人の意思を尊重して、少しでも幸せで豊かな生活が送れるようお手伝いをしていきたいと思います