先日、初めて成年後見人を受任しました

 

経緯は、自身が所属している行政書士会の内部組織である公益社団法人コスモス成年後見サポートセンターに所属しているのですが、そのサポートセンターに家庭裁判所より選任の依頼があり、サポートセンターから自身に打診があり、大変悩みましたが受任することにしました

 

成年後見人等には自身もそういう年齢(現在58です)に近づきつつあり、周りにも知り合いの高齢者がいて興味や関心もあったため、専門職のサポートセンターに所属していたのですが、本当のところは勉強だけして知識等が身に付けば良いと考えていまして、自身が受任することは全く考えていませんでした

 

実のところ自分は宅建業を主としてやってきたのですが、自身の人生設計図ではこれからの余生はできるだけストレスを少なくのんびりと過ごしたいと考え、昨年から業務縮小を進めており、仕事量を減らすことにしてましたので、成年後見人を受任する事は逆に仕事量を増やすことになるので大変悩みましたが、一方行政書士業としては開業して4年目になりますが、今まであまり大した業務はしてませんでしたので、ひとつぐらいはしっかりと行政書士として仕事をしたいと考え、あえて受任することにしました

 

受任するとなれば、その人の人生に責任をもつことになり、受任期間も長くなると思いますが、その人の人生の最後の出会いとなりますので、せっかくの縁ですし、その人が最期に良かったと思ってもらえるようにしたいと考えています

 

実際まだ始まったばかりでまずは家庭裁判所に財産目録を約1カ月以内に提出しなければいけないためその対応に追われていますが、座学だけではわからない身につかないノウハウが得られていると実感しております

 

これからまだまだ大変なことがあると思いますが、責任をもってその人の人生のサポートをしていきたいと思います