クラウスという名高いスパイの下、スパイ養成学校の落ちこぼれの少女たちがいろいろな困難に立ち向かうというライトノベルです。

 現在僕は5巻まで読みましたがとても面白いですね。最近、スパイものの作品が流行っていますが、この作品も他のスパイ作品に負けない魅力を持っています。ライトノベルなので文体が軽い所に抵抗を持つ人もいるかも知れませんが、読んでも決して損はないと思いますね。

 少女たちがかわいいというのもありますが、スパイ作品らしくミスリード・叙述トリック・化かし合いなど、作中の敵や読者を”騙す”ための要素が盛り込まれています。(後クラウスさんもかっこいいです)

 1巻ごとに少女たちのキャラクターが丁寧に掘り下げられている所も大変好印象です。作者様がキャラクターを作り込んでいることがよく分かります。