橋下知事が「朝日新聞がなくなれば世の中の為になる」と発言 ~橋下知事の正論とマスコミの恐ろしさ~ | アジアの真実

橋下知事が「朝日新聞がなくなれば世の中の為になる」と発言 ~橋下知事の正論とマスコミの恐ろしさ~

「朝日が早くなくなれば…」 橋下知事が批判エスカレート:産経
 大阪府の橋下徹知事が、3日付の朝日新聞の「橋下TV発言 弁護士資格を返上しては」と題した社説を批判した問題で、橋下知事は20日、出張先の東京で報道陣の取材に応じ、「朝日が早くなくなれば世の中のためになる」などと発言。“朝日批判”をさらにエスカレートさせた。
 橋下知事は、19日の陸上自衛隊記念行事の祝辞で「人の悪口を言う朝日新聞のような大人が増えれば日本は駄目になる」と述べた真意について「命がけで頑張っている自衛隊に敬意を表さないといけない場で、その対極にいる愚かな朝日を批判するのが最適だと思った」と説明。
 テレビでの発言をもとに弁護士資格の返上を提案した社説については「朝日はからかい半分で、事実誤認もあり今すぐ廃業すべきだ」と述べた。
 さらに、全国学力テストについて、大阪府内の市町村別のデータを朝日新聞が掲載しなかったことについては「自分たちが良識だと思い上がって、何でも反権力なのが朝日。だから、僕が出そうとしたデータを出さなかった」と語るなど、批判は止まらなかった。

 橋下知事の朝日新聞批判です。このBlogを読んで頂いている方にとって、朝日新聞が現在の日本にとってどれだけマイナスの存在であるかは常識であると思いますので、今更朝日新聞のこれまでの悪行について詳しくは書きませんが、未だに”朝日新聞=高学歴・高所得の知的な層が読むまじめで高レベルな新聞”などという間違った概念を持っている日本人もいるのは事実です。そういう中で、立場のある方がこういうことを述べるのは歓迎すべきことです。
 「朝日がなくなれば世の中のためになる」「今すぐ廃業すべき」全くその通りで、否定できるところは全くありません。良く言ったと言いたいところです。しかし余計な事かもしれませんが、一方でこの手の発言には少々不安を覚えるところもあります。
 私は、橋下知事には期待しているところがあります。たかじんのそこまで言って委員会のレギュラーコメンテーターとして出演されていましたが、この人の政治的立場はしっかりしたものでした。感情的になることもありますが、その多くは法律知識に裏付けられたもので、以前も紹介しましたが、DVD第一巻 の冒頭にある「東京裁判解説」は、わかりやすくその問題点をずばり指摘しており、さすがだなと感心しました。
 今まで紹介しておりませんでしたが、7月末に発売されたDVD第三巻 には「橋下知事特集」があります。これがなかなか面白く、彼の知事としての考え方や、職員達と赤字財政に立ち向かっている手法などを聞くと、DVD特典の中で宮崎哲弥氏も述べていますが、彼は中々政治的手腕があるのではないかと感心しました。
 しかし、同じDVDの中で三宅久之氏が言われている言葉が印象に残ります。「公人として言動には細心の注意を払うこと。仮に意図と違ったとしても、文中の単語のみを切り抜くなどの汚い手法を使って鬼の首を取ったようにマスコミは攻撃してくる。十分に気をつけるべきだ」三宅氏はこう警告されていました。

 私は前述の通り、橋下知事の政治的考え方も支持していますし、知事としての政治的手腕にも期待しています。さらに朝日新聞に対しての言葉にも賛同します。しかし、若干感情的になる癖が出始めていないだろうか。また三宅氏の言葉を忘れかけていないか。それが心配です。とても難しいことかもしれませんが、間違ったことは間違っていると主張しながらも、マスコミに揚げ足を取られないように気をつけて欲しいと思います。マスコミに潰されるにはもったいない人材です。

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DVD紹介
たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION III
やしきたかじん, 辛坊治郎
B0017TPZ6W

 文中でも少し触れましたが、当Blogでは第一巻第二巻 と紹介してきた「たかじんのそこまで言って委員会のDVD」ですが、第三巻は、中心テーマが環境問題、地震問題と、当Blogのメインテーマとは少々違っていた為に今まで紹介しておりませんでしたが、三宅氏がこの番組ほど発言の自由度が高い番組は他にないと断言するだけあって、これらのテーマの討論も非常におもしろいです。特典映像も合わせて200分もありますが、一気に見てしまいました。特に最後の宮崎哲弥氏と橋下知事の一対一の対談は非常に良い内容でした。