・観客のマナー、選手の暴行と最悪の結果に終わった日中戦 ~中国はやはりオリンピックを開く器ではな
日の丸燃やし、敗戦悔しがる=騒乱防止へ3000人動員-中国当局:yahooスポーツ
【重慶(中国)20日時事】当地で開催されているサッカー東アジア選手権の男子で20日夜、日本に0-1で敗れた中国のサポーターは試合終了直後、小型の日の丸を燃やすなどして悔しがった。蔑称を用いた「小日本を打倒せよ」などの叫び声も上がり、ペットボトルなどがグラウンドに次々と投げ込まれた。
国旗が燃やされたのは熱烈なサポーターが陣取る最前列。2階のスタンドでも何かを燃やしたらしい煙が上がり、警備要員が制止に走り回った。北京五輪を控えた中国は応援マナー向上に力を入れており、この日の試合中は比較的平穏だったが、敗戦後はブーイングがやまなかった。
地元当局は反日騒乱に備え、通常の2倍の3000人を警備に動員。日本人サポーターらは警官の「壁」に守られ、専用出口からスタジアムを離れた。選手たちも中国人観客の罵声を浴びながらも無事バスに乗り込み、大きな騒ぎはなかった。
日朝戦が行われた先日も、中国人観客のマナーが最低だったという内容の記事(・サッカー試合でまたもや露呈した中国人の観戦マナー) を書き、その中で20日の日中戦は一体どうなってしまうのかという懸念を書いていましたが、その懸念は残念ながら現実のものとなってしまいました。
国旗掲揚、国歌斉唱のときのブーイングは多少抑えられたようですが、試合が始まってから試合後半と段々と酷くなり、そして試合後の観客の態度は最悪だったようです。相手国の国旗を燃やすということの意味がわかっているのでしょうか。また日本人サポーターが警官の「壁」に守られて特別出口から退場するしかなかったという異常事態。もし警官の壁も専用出口もなかったら、日本人サポーターはどんな目にあわされていたのでしょうか。想像するだけでも恐ろしいです。
また、試合そのものも酷い状態だったようです。上記写真を見て下さい。日本人選手へ向かって公然と暴行を行う中国人選手。そして、中国贔屓の不可解な判定の連続(審判は北朝鮮人2人、韓国人2人でした)。明かな暴行である上記の写真を例に挙げても、中国人ゴールキーパーに飛び蹴りを食らわされ、安田選手が負傷退場した際にも、通常ならレッドカードで即刻退場であるところを、イエローカードの警告のみで済まされるなど、ファールをめぐる判定のみならず、オフサイドなどの判定も首をかしげるものばかりでした。
観客が相手国の国旗や国歌に対して敬意を払わず、選手に対しては汚い言葉でブーイングを行い、試合に負ければ相手国の国旗を燃やす。警察が警備をしないと、相手国の人間は無事にスタンドを出ることもできない。試合中には意図的に暴力を奮われ、怪我をしたとしても審判は何事もなかったかのように試合を続け、中国に不利な状況になると不可解な笛がなる。
日本は、こんなことをされてもニュースでは殆ど取り上げられません(これを書いている時点で、NEWS ZEROなど、若干この暴力シーンを取り上げているニュース番組はありましたが)。朝日新聞はこんな記事にまとめています。
サッカーの第3回東アジア選手権第3日は20日、当地で男子の2試合があり、日本は地元中国に1―0で勝った。1勝1分けとなり、勝ち点4とした。続く韓国―北朝鮮は引き分け、韓国が勝ち点4、北朝鮮が勝ち点2となり、2連敗で連覇のなくなった中国を除く3チームに優勝の可能性が残った。
日本は引き分けた17日の北朝鮮戦から先発を6人入れ替えて臨み、前半17分に駒野(磐田)の左クロスをGKがこぼした球を山瀬功(横浜マ)が詰めて先制。その後も好機を作りながら追加点は逃したが、1点を手堅く守りきった。 日本は23日に韓国との最終戦に勝てば、初優勝となる。昨年末の岡田監督就任以降、日本の成績は3勝2分けとなった。
なんと、観客のブーイングも、国旗を燃やした事件にも一切触れていません。また、問題の暴力シーンの写真を掲載しながら、「後半、中国GKと激しく交錯する安田理」とのみ注釈を入れています。激しく交錯?まるで何事もない試合のワンシーンのような説明です。怒りすら通り越して呆れてしまうばかりです。
残念ながら日本では大きく取り上げられず、逆に隠そうとする始末ですが、こんな光景がオリンピックで繰り広げられたら世界の国はどう感じるでしょうか。世界は、今回の試合で行われた事実を知っておくべきです。
やはり、この国はオリンピックを開催できるような器ではないのです。そんな北京オリンピックの開催はあと6ヶ月後に迫っています。前回の記事の繰り返しになりますが、同じ光景が繰り広げられれば、前代未聞の暗黒のオリンピックとして歴史に残り、中国は成熟していない民度の極めて低い国民が住む未開の国家という烙印を押されるでしょう。
参考書籍
誰も報じない中国の真実 (OAK MOOK 180 撃論ムック)
西村幸祐
日本人が知らない中国「魔性国家」の正体
黄 文雄
「反日」解剖 歪んだ中国の「愛国」
水谷 尚子