今年は、プレミアLのシーズンがいつもより早く始まっていて、昨日はリヴァプールのホーム試合があり、ボンが観戦に行ったのですが、先週からバタバタ忙しくしてて、昨日も午前中、午後も用事があって、その用事を済ませてからだったので、ちょっと疲れてるし、電車で行きました。
23:15発の最終便で帰って来る予定だったんですが、まさかの最終便キャンセルで、その前の22:15発がプレストン行きの最終になってて、それにはちょっと乗り遅れたと。
23:15発の最終便は、バスに振替にはなってたらしいのですが、何故か3時間もかかり、プレストンのバスセンター着が2:15と遅すぎ。
私は、さすがに夜にリヴァプールまで迎えに行く自信はないし、他にプレストンじゃなくても近くまで来る電車かバスはないの?と聞いたら、マンチェスターまで行って、乗り換える電車があったけど、気付いた時には、それももう出てて、間に合わなかったと。
それで、タクシーで中間地点位の途中まで帰るから、○○まで迎えに来てくれない?と。
その○○だと国道1本なので、そこなら迎えに行けそうと言う事で、迎えに行って、何とか無事に0時半近くに家に帰ってきました。
ここ最近は、車で行く事が多かったんだけど、今日はちょっと疲れてるしって思ったけど、以前も一度、最終便がキャンセルになって、タクシーで乗り合いして帰ってきた事があって、その時も大変だったので、これからは、夜の試合は、電車で行くのはやめて、車で行ってもらう事にしました。
もう、ほんとイギリスの電車、この夏はストライキなんかもあって、信用できないです。
最終便キャンセルって、日本じゃ絶対あり得ないのに~
話は変わって、友達のところへ遊びに行った時の話の続きです。
友達が住むBury St.EdmundsにGREENE KINGの醸造所があるので、Tちゃんが見学ツアー興味ある?と言うので、いいね、行ってみたい!と言う事で、事前に見学ツアーを予約しておいてくれました。
当日は、11時半の予約だから、11時頃家を出て、歩いてタウンセンターまで行こうと言ってて、家を出て、歩き始めた時に、ツアー予約の確認メールをチェックしてたTちゃん、あ~、ツアー11時半~と思ってたら11時だった!
慌てて、醸造所に電話したら、途中からツアー合流させてくれると言う事になり、慌てて、家に戻って車に乗って、醸造所へ。
こちらが、そのGREENE KINGの醸造所兼Pub。
入口前には、こんな大きな醸造窯?が飾られてました。
中に入ると受付があり、ここの壁にはこの醸造所の歴史が。
ここで、作業者等が着る蛍光のジャケットを着る様に言われ、外の見学ツアーのガイドさんのところまで案内してもらい、合流。
ちょうど、この醸造所の歴史の話が終わったところでした。
元々Greeneさんと言う家族が1799年にビール醸造をしていて、Kingさんと言う家族は、農家だったのに、ビール醸造&パブ事業をすぐ隣で始め、その後、両家が一緒に事業提携する事になり、1887年にGreene Kingになったそうです。
今では、3100のパブ、レストラン、ホテル等を営む大きな会社で全国展開してます。
うちの近くにある昔からあるパブもGREENE KINGパブなんですよ。
こちらの左がGreeneさんの建物で、右がKingさんの建物だったそうです。
この建物は元住居だったとこって言ってたかな?
ちょっとあやふやです。
ここから醸造所の中へ入り、ビールの作られる過程を見ます。
私達、結構色んな醸造所巡りしてますが、こちらさすがに発酵タンク?貯蔵タンク?もかなり大きい物が4つ位並んでました。
既に中は、ビールのモルトの香りがしています。
2013年に設立したSt.Edmund Brewhouseでは、クラフトビールを醸造しているそうです。
今は、クラフトビール人気ですから、オールドファッションのビールだけでは厳しいですからね~。
こちらは、展示室でした。
古い馬車、車、そしてビール樽等。
ガラスケースに入ったこちらで作られてるビールも飾られていました。
この女性の方が、私達のツアーを案内してくれたガイドさん。
昔は、全て木の樽を使ってたけど、やはり滅菌等管理が難しく、最近は、こうしたメタルの樽で保存する様になったそうです。
左の樽がCaskで、40L入り、72パイント分のビールだそうです。
右の手前の容器がKegが50L 入りで、88パイントだったかな?
微妙に形が違うんですね~。
この後、100段の階段を上って屋上へ。
同じツアーの参加者の一人が高所恐怖症で、途中までは、何とかついてきてたんですが、もうこれ以上は無理なので、ここで待ってていいですか?って事になり、さすがにガイドさん、ここに残す事できないので、皆さんは、ここで待ってて下さい。
私が、彼を階下へ連れて行ってから、戻ってきますから~と。
ちょっと下が見えるメタルの階段で最後が結構急だったので、確かに私もちょっと怖いな~と思ったので、高所恐怖症の人には、かなり厳しかった様です。
屋上には、こんな大きな水のタンクがありました。
でも、水のタンクよりもこの屋上からの眺めは、Bury St.Edmundの町が見渡せ、なかなかのビューポイントでした。
町が一番よく見えるスポットと言ってました。
一人来れなかった彼、ここからの景色が見れず、残念でした。
そう言えば、この辺り、芝が枯れて、あちこち茶色くなってて、緑の芝がなかったんですが、遠くに緑の芝が見渡せますね。
サッカーのグランドとかで芝の管理されてるところなのかな?
この下に見えてる建物は、全部Greene Kingの建物でした。
さすが、すごい敷地です。
倉庫や貯蔵庫等の様です。
ここからトラックがビールを積んで運んだりしてる様です。
ここで、ガイドしてくれた方がみんなの写真を撮ってくれました~。
途中モルト倉庫等を通過して、最後に一番のお楽しみの試飲ルームへ。
こちらのテーブルで試飲です。
こちらも夜等は、パブとして使ってるのか特別な時に開放するのか?奥にも沢山テーブルがありました。
こちらのカスクエールは6種類あって、最初の試飲は、A:Greene King IPA、B:Abbot、C:Old Golden Henでした。
この3種類は、このGreene Kingでも昔からある銘柄で、私達も知ってる銘柄でした。
Tちゃん、実は、3年前に会った時に禁酒してるって言ってて、その時は、数か月限定とか言ってたんだけど、結局そのまま禁酒続けてる様で、私達が遊びに行ってからもノンアルカクテルとかを飲んでたんですが、今回も自分は飲まないからとアルコール0.0%と言うビールをもらって、ここのビールの試飲はしませんでした。最初は、香りを嗅ぐように2つくれたけど、それは私達に飲んでいいよ~とくれました。
ホップの花や、Old Golden Henに使われてるGalaxy Hopも一緒に臭いを嗅がせてくれたり。
こちらのモルトは、香ばしくて美味しいから、良かったら、食べてみてねって。
右から左にどんどん色が濃くなってますが、左のモルトはチョコレートみたいな味で、苦味も強く、スタウト等に使われるモルトの様です。
そして、私達、この3種類で試飲は終わりかと思ってたら、まだありました。
次は、A:Yard Bird(Pale Ale)、B:Hopportunity(American Pale Ale) C:Hop Art(American Blonde)だったかと。
この3種類は、初めて見た銘柄でしたが、どれも美味しかったです。
最初はBが美味しいかな?と思ってたけど、飲んでるうちにどれも美味しいと
そして、こちらは、Citra Hopが使われてるそうです。
最近のクラフトビールはシトラホップとかよく使われてますよね。
そして、最後にKegのクラフトビール。
クラフトビールだけは、グラスもデザインの入ったグラスで、可愛い~。
このグラス、Tちゃんが気に入って、お土産に後で購入してました。
A:Level Head (IPA)、B:FLINT EYE(Lager)、C:Ice Breaker(Pale Ale)
CのIce Breakerは何度か飲んだ事があって、好きなビールでしたが、AとBは初。
AとBもとても美味しかったです。
さすがに9種類も試飲させてくれる醸造所って、あまりないから、みんな驚いてて、そしてそのうちに参加者みんなで色々会話が始まり、和やかなツアーでした。
先日、ロンドンに行った時、ビールが美味しくなくて交換してもらったって話を書きましたが、この試飲の時、やはり管理が悪かったり、ビールが古くなって酸味が出て来たりしてるビールに当たった場合は、絶対に返品して下さい。
本当は、スタッフがビールの状態を把握してないといけないから、美味しくないビールを提供する前に気付かないといけないけど、万が一、美味しくないビールに当たった場合は、無理して飲まずに、ちゃんと返品していいんですよって言ってて、実は、前日にビール酸味があって交換してもらったって言ったら、それは良かったと。
Tちゃんが試飲時に飲んでたノンアルビールがこのEstella Galiciaの青いボトルだったんですが、提携してる会社なのかな?
こちらでも売ってました。
こちらの醸造所ツアーは一人£18でしたが、約3パイント分のビール付き(しかも新鮮だからどれも本当に美味しかった)で、最後に売店でビール1本無料と他の商品は、10%オフになると言う事で、なかなかお得なツアーでした。
私達はTちゃんの分とで3本のビール無料と、お土産にここのTシャツとBury St.Edmundsのティータオルを買いました。
このGreene King醸造所の真ん前がシアターロイヤルでした。
以前、他のビール醸造所ツアーに行った時の記事はこちら