サーロインが由来になったHoghton Tower | Lancashire スローライフ

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先日、ビックバースデーを迎えました。

ビックバースデーには、こちらでは、大きなパーティーをする人も多いですが、まだ大きなパーティーをする気分にはなれないので、パーティーはなしで。

でも、どこか行きたいな~と思い、近場でちょっと遊びに行けるところはないかな?と、ヨークシャーエリアとか気になったところもあったんですが、プレストン郊外にあるHoghton Towerは、ボンも子供の頃訪れた以来行ってないと言う事で、こちらのマナーハウスに行ってみる事にしました。

現在は、予約が必要なので、事前に見学ツアーを予約しておきました。

 

 

 

国道から私道に入ったところですが、こんなまっすぐの丘を登った正面にあるのがHogton Towerになります。

 

 

駐車場は、この門の手前の左手にあり、ガラガラでした。

 

 

こちら、マナーハウスなんですが、広大な敷地で、もう城の様です。

この建物のすぐ前にスタッフがいて、予約しているのか確認され、名前を言ったら、チケット案内所まで案内してくれました。

 

 

最初のアーチをくぐって、2個目のアーチの前から振り返ったところです。

 

 

2個目のアーチの前からツアーが始まり、私達の回は、マックスで10人でした。

ここがそのアーチをくぐった中庭で、お屋敷にぐるっと囲まれています。

 

 

残念ながら、お屋敷内は、写真撮影禁止だったので、中の写真はないので、紹介できないのがとても残念です。

こちらの現在のお屋敷は、トーマス・ホートンによって、1565年に建てられた物ですが、オリジナルの建物は1109年に建てられたそうで、現在も現屋敷は、ホートン家が所有しており、グレード1にリストされており、現在は、チャリティーの運営で、まかなっているそうです。

こちらのお屋敷、実はウィリアム3世&メアリー、ジョージ5世&メアリー、小説家のチャールズ・ディケンズやシェイクスピアも訪れた事があるお屋敷なんだそうです。

そして、有名な話としては、こちらにジェームス1世が訪れた時に出した牛のローイン(ステーキ)に感銘を受けて、このローインにSirの称号を与えた事から、牛肉のローインステーキがサーロインと呼ばれる様になった由来の場所だと言われてるそうです。

ただ、ガイドしてくれた方は、本当の話なのかは、実は確証はないんですけどねと笑ってました。

そちらのダイニングルームには、昔のメニューが残ってましたがすごいリストでした。

後は、エリザベス女王の戴冠式にホートン家も招待されていて、その時に奥様が着てたドレス等も展示されてました。

最近では、フィリップ王(エディンバラ公)もこちらに訪れていた様です。

後は、実は壁や窓枠やアーチ等にフリーメイソンのシンボルも色々隠されているのが発見された様で、いくつか紹介してくれてました。

 

お屋敷内の見学は、マスク着用になっていて、あちこち窓が開いて風通し良くしてたのは、きっとコロナ対策だったのでしょうね。

実は、風が強い日だったので、途中から結構寒くなってしまいました。

 

 

 

お屋敷見学の後は、ガーデンを散策しました。

3つのガーデンがありました。

 

最初のガーデンが、Wildness Garden。

わざと手を入れてない庭園という感じでしょうか。

 

 

真ん中は広い芝になっていて、囲んでる周りに少し花やブッシュが植えられてました。

 

 

 

 

こんな見晴台みたいなのもありましたが、こちらは、登れませんでした。

 

 

 

植木がこんな門柱の様に刈り込まれてるところもありました。

 

 

昔の水汲みの様です。

 

そして、2番目がローズガーデンです。

 

 

 

ローズガーデンなので、色んな種類のローズが植えられてました。

 

 

 

バラの季節には、ちょっと遅いかな?と言う感じですが、それでもまだ綺麗に咲いてるバラも沢山ありました。

 

 

 

もう少し前に来た方がこちらのローズガーデンはもっと綺麗だったんじゃないかと思いますが、今年は寒いからまだ咲いてるのか?少し遅めに咲く品種等もあるのでしょうかね。

まだ、蕾のバラもありました。

 

 

 

 

 

 

ここはバラではないですが、植え込みが綺麗にデザインされてて、素敵でした。

 

 

 

そして、最後がRamparts Garden(城壁庭園)。

 

 

 

 

こちらは中央の芝にも模様が入ってました。

見る角度によっても雰囲気が違いますね。

 

 

 

ウェディングケーキの様な植木。

お花も色々咲いてました。

 

こちらの左角に見晴台があり、こちらは登れたので、登ってみたら・・・

 

 

こんな景色は広がってました。

周りは、本当に何もないです。

 

 

こちらの庭から入口のアーチが見えました。

 

 

 

こちらのあじさいも可愛いお花で、百合もなんか花びらが細めであまり見た事ない様な品種でした。

 

 

 

 

エキノプス?かな。

可愛い丸いお花です。

 

ガーデンをしっかり堪能した後、ガイドさんが話してくれてたオークの木を発見。

 

 

 

左がジョージ5世が1913年7月10日に植樹したオーク。

右が、フィリップ王が1986年7月18日に植樹したオーク。

 

 

こちらの細いオークは、何年に植樹したのか確認できなかったのですが、プレストンノースエンドのレジェンドSir Tom Finneyが植樹したって言ってました。

 

 

 

裏側からお屋敷を見たところ。

 

 

 

国道までのこの道がまっすぐで、なかなかの景色です。

 

 

 

左の黄色い丸で囲んだところがプレストンノースエンドのスタジアムです。

そして、右側の丘がPendle Hillです。

 

うちからも割と近いところだったのに、今まで来た事がなかったので、今回、訪れる事ができて、良かったです。

久しぶりのマナーハウス見学、楽しめました。

こちらティールームもあり、アフタヌーンティーもできる様ですが、今回は、ティールームには寄りませんでした。

 

バースデーの話は、もう少し続きます。