ダ・ビンチ・コードにも登場するテンプル教会 | Lancashire スローライフ

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昨日は、UEFAヨーロピアンカップの決勝戦サッカーでした。

前半は、かなり押してたリヴァプールでしたが、審判にも運がなかった様で、後半はすっかり押され気味。

だって、リヴァプールの2点目のオフサイドは、しょうがないとしても、セルビアの選手3回もハンドがあって、そのうち2回は、完璧に手のひらで触ってるのに、一つも反則判定ならず・・・プンプン

セルビアの3点目なんか、オフサイドフラッグあがってたのに、主審がゴールの判定で、結局3-1で負けました。

ラインズマンのフラッグがあがったら、オフサイドになるものと思ってたから、この判定にビックリでした。

来季のリヴァプールは、CLもUEFAヨーロピアンリーグも出場権得られず、国内での試合のみになりましたえーん

でも、その分、プレミアLに力を注げるから、いいかな?

来季は、クロップ監督の新しいチーム作りに期待です。

 

さて、ロンドン滞在記に戻ります。

サマーセットハウスに立ち寄った後、ダ・ビンチ・コードにも登場するテンプル教会へ行きました。

昨年、スコットランドにあるロスリン礼拝堂に行ってから、次にロンドンに行った時には、このテンプル教会にも行ってみようと言ってたのに、昨年は、行かずに終わったので、今回は、事前に調べておいたら、土日は、閉館していたので、金曜に行ってみたんですが、開館時間が10時~16時までと短かったんですよね。

それで、17時までだと思って行ってみたら、16時までで、5分前に到着したので、中は見学できず、月曜に再度出直してきました。

 

   

 

テンプル教会のすぐそばにあった建物。

この屋根にも船の風見鶏を発見ビックリマーク

左は、金曜に右は月曜に撮った物です。

 

   

 

実は、金曜にここでこんなサウサンプトンのチームバスを見かけました。

残念ながら、バスには誰も乗ってませんでした。

サウサンプトンのサッカー試合日程はチェックしてなかったけど、週末はロンドンのチームとの試合があって、選手をどこかに下ろしてきたのかな?なんて話してたんですが、後でチェックしたら、ロンドンでの試合はなかったので、どうして、このバスがここを走ってたのか?

 

 

テンプル教会までの道がよくわからず、地図を見つけてチェックしました。

私達は、赤丸のところにいて、黄丸の部分がテンプル教会でした。

奥まったところにあって、ちょっとわかりにくかったです。

フリートストリートから行った方がわかりやすいかもしれないです。

 

 

ミドルテンプルホールの建物があって、その中のお庭には、チューリップや花が色々咲いてて、綺麗に整備されてました。

 

 

 

 

テンプル教会に到着!

テンプル教会は、12世紀後半にテンプル騎士団イングランド本部として建てられ、現在は、イギリス法曹院4つのうちの2つインナー・テンプルとミドル・テンプルが教会建物を使用しています。

 

この教会は、見学が有料(大人1人£5.00)でした。

 

   

 

世界第二次大戦で、ドイツ軍に爆弾を落とされ、大被害を受け、修復している様ですが、中はとっても明るく綺麗な教会でした。

 

 

この教会は、珍しい円形教会と言う事で有名です。

 

  

 

中から見ると、こんな感じになってます。

実は、このデザインは、エルサレムの聖墳墓教会の円形ドームが元になっているそうです。

 

  

 

入口のところにもマグナカルタを展示と書いてあったのですが、左側が、私達が昨年行ったソールズベリー大聖堂に保管されている4つの原本のうちの一番状態の良いマグナカルタのコピー、右側がリンカーン大聖堂に保管されている物のコピーでした。

昨年、生で見てきたので、ソールズベリーの原本がすごく状態のいい物だったのは、覚えてるのですが、こう見比べるとリンカーン大聖堂に保管されてる物はかなり色あせてます。

このロンドン滞在中、大英図書館にも保管されているマグナカルタの一つも見る事ができたので、4つのうち3つ(一つはコピーですが)を見た事になりますね。

 

 

この円形部分には、横になった中世騎士の肖像基が並んでいる事でも有名です。

 

 

覚えてる人もいると思いますが、こちら、映画『ダ・ビンチ・コード』で撮影されてましたね。

"教皇の葬った騎士がロンドンに眠る"

"その墓を飾るべき球体を探し求めよ"

 

結局、ここはお墓じゃないという事がわかり、ポープも教皇ではなく、アレクサダー・ポープだった事がわかって場所を移したんですが、映画では、この教会の中は、開館前だった事もあり、薄暗かったので、映画で見たのとは、ちょっと雰囲気が違いましたが、確かにこの騎士達の肖像基が写ってたのは、覚えてます。

 

こちらは、以前は壁に立って飾られてた様ですが、戦時中に被害を受けたせいか、今はこうして横たわっていました。

そう、この騎士達は、お墓ではなかったんです。

 

 

   

 

左は、クリスチャニングの時に使う洗礼盤ですね。

 

   

 

この円形部分の壁には、パネルでこの建物の事、マグナカルタ憲章の事等、色々紹介されていました。

 

 

こんな階段があり、上にも行けるようになってたので、登ってみました。

 

 

階段を登ったら、まず目に飛び込んできたのは、こちらアセアセ

ボンと二人で、ホームレスの人がこっそりここで寝てるのか?と思ったんです。

でも、もしかして、死体???

とちょっと怖かった~。

 

実は、彫像だったかを保管してるだけだったんですけどね。

でも、このオレンジ色のSainsbury'sのバックが横にあって、なんだかホームレスが寝てるみたいに見えますよね?

 

まぁ、気を取り直して・・・。

 

 

 

上から円形部分を見たところです。

上から見るとなかなかいい感じですね~。

 

 

こちら、床のデザインも凝った柄のタイルになってました。

元々は、黄色と茶色だったのが、黄色が剥げて白っぽくなってるんでしょうか?

 

下へ降りて、円形部分と反対側の教会も見学。

 

  

 

 

   

 

ステンドグラスもデザインが細かいし、右のデザインもちょっと変わってますね。

 

 

 

なかなか見ごたえのある教会でした。

 

  

 

中庭もとっても素敵でした。

こちらは、中を見学できなかった金曜に撮った物です。

金曜は、晴れてて青空だったけど、月曜は、この見学の後、実は雨が降り出したんですよね~。

 

 

こちら右下矢印は、テンプル教会とは関係ない建物だと思いますが、近くにあった建物。

入口の上のデザインが素敵でした~。