手作りローズマリーウォーター | Lancashire スローライフ

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ずっと以前から、気になってた化粧水を作ってみました。
なかなかグリセリンや精製水が見つけられず、伸び伸びになってたんですが、やっと少し前にグリセリンを見つけました。
ただ、精製水もなかなか見かけないので、とりあえずミネラルウォーターを使ってどんな感じか作ってみる事にしました。

こちらの化粧水は、ふき取り化粧水と言うのが多くて、さらっとしてて、あまり保湿効果がないので、日本に帰ると何本も化粧水や乳液を買ってきてたんですが、たまにこっちのも買って試したりしてて、一度は、肌がヒリヒリした事もあったし、あまり気に入った物が見つからず・・・
Bootsと言うドラッグストアで売ってるグリセリン&ローズ・ウォーターと言うのが、こっちで売ってるものでは値段も安いし、悪くないという噂を聞き、試してみたら、日本の化粧水ほどしっとり感はないけど、こっちで買ってた中では、まぁ悪くないかなという感じでした。



(写真は、Bootsのサイトから)

ただ、私あまりバラの香りが好きじゃないので、できれば違う香りの物が良かったな~なんて思ってたら、ネットで化粧水は簡単に作れると言うのを知ったので、試してみようと思ってたのです。

特に気になってたのが、若返りの水とも呼ばれるローズマリーウォーター。
(今回、参考にしたのはこちら
うちの庭にはローズマリーがあるので、庭から取ってきて、作ってみました。
ドライハーブでも作れるようです。



  


ローズマリーの葉の部分だけ取り、しっかり洗って水気をふき取って、軽くみじん切り。
水を沸かして、沸騰したら火を止め、そこにのローズマリーを加えて、蓋をして10~20分蒸らします。
ローズマリーの葉を茶こしなどで濾し、抽出液が冷めたら、グリセリンを入れかき混ぜます。
冷えたら、容器に移し、冷蔵庫に入れて保管します。

  


ちょうどいいサイズの容器がなかったので、こんなバラバラに入れてしまいましたが、こんな感じで、簡単にローズマリー化粧水の出来上がり。

ローズマリーをアルコールに漬けて、チンキを作り、それを精製水で薄めて作ると言う方法もあるのですが、私は、チンキを使わないアルコールフリーにしてみました。

このローズマリーウォーター、ハンガリーウォーターとかハンガリー王妃の水とも呼ばれ、実際にはローズマリーをアルコールと共に何度も蒸留して作った蒸留酒のようですが、70歳を超えた高齢の王妃は手足のしびれ(リューマチ)に苦しんでいて、それを治す為に修道士、錬金術師もしくは延臣がこのハンガリーウォーターを献上。これを外用した王妃は、みるみる回復し、若返って、50歳も年下のポーランド王から求婚されたという伝説があるそうで、それで若返りの水とも呼ばれているのです。

ローズマリーは、記憶力や集中力を高める効能があるとして、精神を高揚させ、軽い鬱病を和らげる効果があると言われており、また血行を良くし、消化機能を高めることで、新陳代謝を促進し、抗酸化作用もあるそうです。
うちでは、主にラム肉を使った料理、ローストポテト、イタリアンブレッド等に使ったりして大活躍のハーブです。

ローズマリーウォーターは、肌のシワ・たるみが気になる肌、開いた毛穴が気になる肌、疲れた肌、脂性肌に効果的、収斂作用もあるので、男性のアフターシェービングローションとしても使えるようです。
香りの特徴としては、心を元気づけ、力づけてくれるそうです(だから鬱病も軽減するという事かな?)。
フケ防止として、ヘアケアにも使えるようです。

早速作って、使った感想としては、ちょっとローズマリーの香りが強かったかな?と言う感じではありますが、肌はしっとり、さらっとして、なんだかもちもち感が出たような気がします。
なかなかいい感じ~。

防腐剤、添加物が入ってないので、要冷蔵で、早目に使い切らないといけませんが、簡単にできるし、使い心地もいいので、顔やボディーにもたっぷり使ってみようと思います。
今度は、これに少し柑橘の香りを混ぜてあげてもいいかな?

しばらく使い続けたら、若返るかなぁ~?

ちょっと調子に乗って、今度は乳化剤手に入れて、乳液も作ってみようかな?なんて思ったりもしてます