イースターエッグとディナー | Lancashire スローライフ

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今年のイースターディナーは、土曜日の夜にママと一緒に食べる事になってました。
最近は、うちに連れてきて、うちで食べる事が多いのですが、今回はママの家で。
この時期は、子羊が産まれるシーズンで、特に冬の終わりから春にかけて産まれた子羊(生後3ヶ月から5カ月の乳で育った)をスプリングラムと呼びます。
スプリングラムはこの時期にしか食べられず、とっても柔らかくて美味しいのです。
そんな季節柄か、イースターには、ローストラムを家族で戴く・・・と言う家も多いようです。
私達もスプリングラムではありませんが、昨年同様、ローストラムを戴きました。

以前は、たまにママがローストディナーを作ってくれたりもしたんですが、身障者で半身麻痺があるので、片手で大きな塊肉を焼くのは大変、野菜は、多くのイギリス人がそうするように、茹で過ぎでペタペタの栄養も逃げてしまったような茹で野菜が添えられたりするので、正直言って、ママの茹で野菜は勘弁して~と言う感じなんです
それで、ママの家でのディナーも私達が作る事にしました。

そして、私にとっては、初めてのイースターエッグも買ってみました
うちは、子供もいないし私もあんまりチョコ食べないので、今までは買ってなかったのですが、どんな風になってるのかな?なんて気にはなってたので・・・


イースターエッグは小さい物から、大きな物まで、色々あって、卵型をしたチョコレートで、チョコレート屋さんとかでは大きなイースターエッグに子供の名前を入れてくれたりするサービスもあるようです。

箱から出すと、中くらいのサイズのエッグと小さなサイズのエッグが2つ出てきました。



中くらいのサイズのエッグの中に小さなエッグが入ってるのかと思ってたら、最初から別々です。
なんだ~とちょっとガッカリ

包みを開けて、更にガッカリ

 


あれ、半分に割れてる~。しかも中身空っぽ~
小さなエッグが別々に出てきた時点で中身が空っぽなのはわかってはいたんですけどね
でも、可愛い絵が描いてありました。

最初から割れてるんじゃなくて、ちゃんとくっつけた卵で、こんな風に中から小さなエッグが出て来た方が、楽しいのにね。


大きなイースターエッグは、中に何か入ってるのもあるようなんですけどね。

この小さなエッグは、クリームエッグという種類で、中が卵の白身と黄身のようになってるんです。



見た目可愛いですよね。

ボンも子供の頃は、このクリームエッグ好きだったらしいんですが、しばらく食べてなくて、味も覚えてなかったようで、懐かしがってたけど、食べてみたら甘すぎで、今はもう、口には合わなくなちゃったみたいです。
私も食べてみたけど、クリーミーなアイシングが詰まってるので、もともと甘いチョコの中に入ってて、更に甘くて、一口で終了

チョコは正直いらなかったけど、イースターエッグがどんな物かわかったので、良かったかな。
百聞は一見に如かずって言いますからね~。

さてさて、この日のローストラムはこんな感じに焼きあがりました。


ママがオーブン温めておいてくれたんだけど、オーブン設定間違ってて、ファンとグリルの設定になってて、途中で気付き、グリルを止めました。
良かった~、コゲコゲになる前に気付いて・・・

いつも通り、たっぷりのディナーになりました。


そして、デザートはイギリスのデザート、サマーベリートライフルです。

  


今回は、市販の物ですが、これ簡単に作れるので、何度かママがラズベリートライフルやストロベリートライフル作ってくれた事もあります。
横から写真撮ってみたけど、ちょっと暗くてわかりにくいですね。


一番下がサマーベリーゼリー、その上にスポンジ、そしてカスタードクリーム、トップがホィップクリームになってます。
これは、私も結構好きなデザートです。
お腹いっぱいだったのに、意外と軽くペロッと食べちゃいました

そして、土曜の夜に続き、イースターサンデーは、パパの家でのディナーでした。
マンチェスターに住む義弟カップルが来ると言う事で、一緒にディナーしない?と声かけてもらいました。
ステップシスターと姪っ子は、既に別な予定があったので、残念ながら、今回は参加できず。

またまた、ローストディナー
こちらは、ラムではなく、ビーフでした
肉が違って良かった~


こんな大きなリブでした~。
ちょっと焼き過ぎたかな?って言ってたけど、肉屋さんから調達したいい肉だったので、すごく美味しいお肉でした。

ただね、普通はグレービーソースってローストに添えるソースは肉を焼いた肉汁と茹でた野菜汁を入れて作るんですが、肉が焼きあがって、休ませていて、横にあったローストティンには肉汁がたっぷり入ってたんです。
みんなでキッチンで話してたので、何気に横目に入ったのは、ステップマザーがその肉汁を流しに流してるところ・・・
思わず、ボンと目があっちゃって・・・

最後にグレービーを作り始めたステップマザー、そのうちにボンがバトンタッチされたんだけど、やっぱり美味しい肉汁が入ってない(もしかすると少しは入ってたのかもしれないけど)から、いまいちの出来みたいで、何度も何度も味見しながら、色々足してる・・・
でも、うちのキッチンじゃないから、なかなか難しい。
ソースが緩い時は、小麦粉を少し混ぜるんだけど、ステップマザーが出してきたのは、ソースにとろみをつけると言う顆粒状の白い粒。
うちではそんなの使った事ないから、ボンも適当にいれて、混ぜて・・・
なかなかとろみがついてこない。
そして、味もいまいち
棚には、グレービーを簡単に作るBistoってパウダーがあって、それを見つけたボンはこっそり入れてたよ
それで、まぁ、こんなもんか~のグレービーソースが仕上がったのでした。

よく、ローストミートはグレービーで味が変わるとも言われる位、料理を美味しくする要素の一つとも言われるので、ちょっと味が心配だったけど、こんな感じに仕上がりました。


いつものグレービーよりは、ちょっと緩めで軽かったけど、ローストビーフは美味しくできてました。
野菜は、ママとは違って、バッチリの茹で加減でした。この他にグリーンピースもありました。私、苦手なので、入れないでもらいました

そして、デザートの写真は撮ってないんですが、ステップマザーが作ったデリアのQueen of Puddingsというデザートでした。
こちらは、プディング(牛乳、パン粉、卵と砂糖を混ぜたしっとりしたスポンジっぽいもの)にラズベリージャムがのって、その上にメレンゲを載せて、オーブンで軽く焼いた物でした。
初めて食べたけど、こちらも意外と軽め、でも途中でさすがに口の中が、甘~くなってきて、なるほど、これがイギリスのデザートか~と思える物でした。
イギリスのデザートってこういったジャム使うのが多いのかも・・・

お腹いっぱいになって、くつろいでいると、ステップシスターと姪っ子登場。
二人は、友達のところで、カレーナイトだったようで、カレーをお土産に持ってきてました。
姪っ子ミーちゃんは、パワーチャージされたように、とっても元気。
ステップマザーがイースターエッグあるよ~って言ったら、ダッシュで探しに行ってました
さすがにステップシスターももうベッドタイムだよ~と言って、そそくさと連れて帰っていきました。

そして、パパ達と義弟達と近くのPubへ行こうと言う事になり、私達も1杯だけ、一緒に飲んでから帰ってきました。

イースターホリデーは、グッドフライデー、土曜日、イースターサンデーと目白押しだったので、さすがにちょっと疲れて、イースターマンデーは家でのんびり、となりました。
でも、イースターホリデー、家族と一緒に過ごせて、素敵な時間になりました。

イースターホリデーの話はまだ続きます・・・