Plemier Club @ Anfield

前回、LiverpoolとNorwichの試合を観戦してきた様子を紹介しましたが、今日は、その時のラウンジの様子を紹介します。

普段は、狭い入口で、チケットをスキャンさせて、チケットが本物だとバーが回る様になって、そのバーを押して、中に入るんですが、今回は、プレミアクラブと言うラウンジに入れるチケットだったので、広い入口で、スタッフがチケットを確認して、券を切ってくれて、腕にバンドを付けてもらって中へ入りました。

このバンドがプレミアクラブのラウンジを使える印になってるようです。

入口入ると、ホテルのロビーのような受付カウンターみたいなのがありました。

このチケットは、ラウンジでの食事付き、そしてマッチプログラムも込みになってるチケットなんです。
席は、バックスタンドの２階、中央付近で、試合を見るには、とっても見やすいいい場所でした。
毎シーズン、このシーズンチケットを4枚買ってる友達（彼は、仕事関係のお客さんを招待したりするので）がいて、今回は、その友達の招待だったんです
その友達と11歳のお孫さんと一緒に行ってきました。
実は、以前にも何度か誘ってもらってこのラウンジも入ったことはあったんですが、昨シーズンまでは、マッチプログラム付き、ラウンジは使えるけど、食事は有料で、ローストビーフサンドイッチとか、フィッシュ＆チップスとかシチューみたいなイギリス料理定番の料理を自分で選んでお盆に載せて、レジに持って行って、清算するシステムになってました。
それが、今シーズンから食事込みのチケットになって、チケット代も￡35だったか値上がりしたそうです。
なので、食事は食べ放題です

ラウンジも綺麗になってて、ビックリ
以前からだけど、ラウンジには、何台もTVがあって、スカイスポーツニュースが流れてました。

食事は、基本セルフサービスのビュッフェ式だったんですが、前菜コーナーは、冷菜で、シーフードプラッター（スモークした魚が数種類（サーモン、鯖など）、カニやエビにハムやサラミ、ローストビーフ等のハムの盛り合わせに後は、数種類のサンドイッチ。

メインコーナーは、写真ないんですが、温かい料理で、中華、ベジタリアンカレー、スカウスホットポット（シチュー）とご飯が用意されてました。
スカウス（Scouse）とは、リバプールの方言をさしてて、リバプールの人の事もスカウスと呼んだりします。
Hotpotは、ランカシャーホットポットと言うラムを使ったシチューにスライスしたポテトを載せて、オーブンで焼いた物で、ランカシャーではよく食べるんですが、何が違うかわからないけど、リバープール風にした物だと思います。

後は、時折、スタッフがチップス（フライドポテト）をお盆に載せて、周ってたので、欲しい人は、そこからもらうという感じになってました。

勿論、バーもあります。
コーヒー、紅茶、お水は無料ですが、お酒・ジュース類は、このバーで買います。
ワインをボトルで買ってる人達がいたんですが、リヴァプールのマークがラベル部分に大きく付いてて、お土産に欲しかったです。
でも、スタジアムに持ち込みできないから、ここで買っても持って帰れないんですけどね。

前菜があまりにも豪華だったので、それだけでお腹いっぱいになっちゃって、結局、私達は、メインは食べませんでした。

普段は、デザートもあまり食べないんですが、デザートコーナーも気になったので、見に行ってみました。
小さいサイズになって、ケーキも何種類もあって、後はチーズ・クラッカーも色々用意されてました。
（そうそう、ヨーロッパでは、チーズの盛り合わせは食後のデザートとして戴きます。）

色々あって、しかもイギリスでは珍しく、おしゃれだし、大きさも手ごろだったので、これは、やっぱり食べてみないと・・・

私が選んだのは、パッションフルーツタルトとレイヤーケーキ。
ボンはブラウニーとチーズの盛り合わせ食べてました。
レイヤーケーキはちょっと甘かったけど、美味しかったし、パッションフルーツタルトは、甘酸っぱくて、さっぱり食べられました。

さすがに食事代として、￡35も値上がりしただけあって、食事の質は、大満足
まるで、高級ホテル（4つ星とか5つ星とか）で食事したような質でしたよ。
まさか、サッカー観に行って、こんな豪華な食事を戴けるとは・・・

ただ、毎試合このラウンジを使ってる友達の話だと、前菜とデザートはいつも同じ物で、メインも多少中身は変わっても、中華、カレー、シチューの3種類は変わらないんだとか。
私達のようにたまに行く人は、すごく良かったけど、毎回同じ物だと飽きちゃうかも・・・
以前は、有料だったから、食事せずに軽く1杯だけ飲んで、ラウンジで休んでから、試合観戦（ハーフタイムも使えます）という人も多かったようだけど、今はチケット代に含まれてるから、みんな早めに来て、しっかり食べていくそうです。
アメリカンオーナーになったからか、食べ物コーナーには、お持ち帰り用の紙パック（よくアメリカのドラマで見かける）が置いてあるので、ハーフタイムに降りてきて、紙パックにいっぱい詰めて持ち帰る人もいるんだとか。
まぁ、チケット代、元取らないとね～

このラウンジの他にも勿論、ボックス席や食事の付かないバーがあるラウンジを使えるチケットとかもあるし、シーズンチケット保持者じゃなくても、こういうラウンジ込みのチケットも買えるようです。
ただ、シーズンチケットで買ってる人より割高になるようですが・・・
ちょっと奮発して、こういうチケットで観戦してみるのも、いいかもしれないですね。

私達は、友達のおかげでラウンジの食事もこの日の試合（大量得点）もほんとに楽しませてもらえて、ラッキーでした。