キプロス旅行記の途中ですが、今日は、日本人のお友達の個展を見に行ってきたので、そちらを紹介します。
しばらく天気の悪かったイギリス、昨日、今日はとってもいいお天気で、気持ちがいい1日でした。
近くに住むお友達と一緒にうちから車で1時間ほどのCliteroeと言う町のPlatform Galleryへ行ってきました。
アーティストの友達は、イギリスに来てから学校に通い、テキスタイルの勉強をし、その後、色々と自分で和を取り入れて、折り紙を使ったり、織物・布地・糸などを使って、作品を作っているのですが、地元のギャラリーでもここ数年、彼女の作品が展示されるようになって、今年はなんと個展を開く事になったのです。
アーティストのお友達も今日は、ギャラリーで合流し、色々作品について説明してもらいながら、見てきました。
こちらが、今回のメイン、和紙とシルクを混合し、顔料で染めて作った着物”Cherry Blossom”
写真だけじゃよくわからないと思いますが、立体感が欲しく、桜は別に200個も作って後から縫い合わせたそうです。
枝の部分も細い針金が入ってて、それに糸を絡ませ、縫い付けたそうです。
この作品は、完成まで3カ月ほどかかったとか。
子育てしながら、自分の限られた時間だけでこういう作品を作りあげている彼女はすごいなぁと思っていますが、本人は気晴らしで始めたような物なのって言ってます。
こちらは、折り紙のくす玉のパーツを組み合わせたオーナメントで、昨年の震災の後、人と人の繋がりを意識しながらできあがった作品だそうです。
わかりにくいので、アップするとこんな感じです(友達の写真拝借しました)。
他に、さしこなんかもあったのですが、額に入ってて、光が反射してちょっとうまく写真に撮れなかったので、紹介できないのが残念です。
後は、ちょっとした折り紙のくす玉とか小物、巾着、携帯用(?!)バックやカードなども展示し、気に入った人には購入してもらえるようになってます。
3段目の巾着は、着物の端切れを使って作った物です。
こちらも友達の写真拝借してます。
可愛いですよね。
他には、折り紙コーナーを設けて、1回ワークショップで、折り紙教室を開くそうです。
今回の個展”和心”と言う名前だったのですが、日本人らしく素敵に和を表現し、和の物を取り入れた作品になってて、すごく良かったです。
イギリスにいるからこそ、こういう和心がとても懐かしく、そして日本のこういう良さをこちらの人にも紹介できて、本当にそんな作品を作り上げてる友達、尊敬しちゃってます。
このギャラリーでは、他の人の作品も色々展示されてて、ガラスの作品だったり、木の作品だったり、布地を使った物、焼き物など、全てオリジナルでハンドメイド、見てても楽しかったです。
まだ、Diamond Jubileeの飾り付けが残ってる感じですね。
私も前に行った事はあったんですが、この町、こじんまりしていて、とても可愛い町で、チェーン店ではない昔ながらのお店が多く残る町で、いくつか雑貨屋さんがあったりしたので、雑貨屋さん巡りして、帰ってきました。
女3人、これ可愛いね、こういうのもいいねって、ぺちゃぺちゃおしゃべりしながらの時間、久々で楽しかったです。
おしゃべりに夢中で町並みあんまり写真撮ってなかったです。残念・・・
今日は天気も良かったので、ほんとに景色もよく、ドライブ日和でもありました。