あはっ体験
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例えば、赤ちゃんは1歳を過ぎないと指を交互に組むことができません。
生まれてくる子どもは、それぞれ自分の体を探求し、学んでいかなければならないのです。
心は次第に発達し、脳の機能をプログラムするようになります。
私の心と体の見方は、人間全体の構造を機能的にうまく統合すること、つまり個人が望むことができるように「配線し直す」という特別な方法をとっています。
一人ひとりが、特別な方法で配線することを選択できるのです。
しかし、今の一般的な学習方法はほとんど役に立たず、
誰もが自分の「感情」という、能力と違うことをしています。
最も重要なことは、学ぶことではなく、どのように学ぶかです。
生まれてから、私たちは何語を話し始めるでしょうか。
普通は、生まれた場所で話さている言葉です。
つまり、私たちはその生まれながらの偶然によって配線されているのであって、自分の選択によってではなく、自分の能力によってでもなく、自分の才能によってでもないのです。
それぞれの言語には、何千年にもわたる発展の中で培われた、文化的伝統や考え方が具現化されています。
その結果、その言語を話すことは、私たちをたくさんの概念に繋げます。
それは私たちが望まないような多くの観念を含み、その言語を学ぶという理由だけで受け入れてしまうのです。
私たちは、たくさんの古いナンセンスなことを学び、その観念を永続させます。
当然、学ぶときにも、間違った学習をしてしまうことがあります。
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モシェ・フェルデンクライス博士の記事
[Embodied Wisdom 第12章]より抜粋
(個人的に翻訳したものなので、間違っていたらすみません。)
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