京アニへのレクイエム? 「ルックバック」 | 映画と音楽のある生活

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 世間では高評価だったが、なんとなく見そびれていた作品。そもそも、地元の映画館では公開しておらず隣町のイオンシネマでの上映だった。自慢ではないけど、私はイオンの株を100株だけ持っていてイオンシネマは株主料金として、いつでも1000円で見れる。少し前までは、これにポップコーンかドリンクのSサイズもサービスだったが、いつの頃か廃止となった。

 それを抜きにしても、だいたいの映画館は「シニア料金」で1200円なのだ。なのに当作は一律1700円とのこと。しかも上映時間は58分と珍しく短めの作品だ。制作側は、短いので特別料金とのことだが、学割もシニア割引きもしませんとは、ちょっと、やり過ぎの様に思える。

 料金の文句ばかり書いてしまったが、結局、大阪へ旅行中に梅田近くの映画館で視聴した。確かに良い作品だと思った。

 ストーリーは、マンガ好きの二人の少女が小学校の4コマ漫画の共同制作から始まり、やがて連載を抱える売れっ子マンガ家となり、そして片方の少女が美大へ進学をすることで二人の別れが来る。そして美大に進学した少女が事件に巻き込まれてしまう。

 なにが良いって、なんとなく良い作品だと思った。上映時間の短さもストーリーが凝縮されている為に気にならなかった。20代以降は、アニメと言うとジブリか、その流れの作品しか見なかったが、当作は絵柄も味があって良かったと思う。主人公の声で最近人気の河合優実が出演している。

  Tジョイ梅田で視聴