原作マンガはビッグコミックで連載されていたそうだが、一度も読んだことが無い。音楽担当が上原ひろみ(実際に劇中のピアノ演奏もしている。)なので視聴した。
原作は、主人公がジャズに目覚める「仙台編」から始まっているが、このアニメは上京してトリオを結成して東京でもナンバー1のジャズクラブ「SO BLUE」(モデルはBLUE NOTE?)に出演する「東京編」までを描いている。その後、原作では「ドイツ編」や「アメリカ編」と続いている様だ。
若者がジャズを極める為に世界を放浪するストーリーは、高校生の時に読んだ五木寛之の「青年は荒野を目指す」を連想すると言えば「昭和の化石」とバカにされるかもしれない。
主人公の宮本大は、実家が音楽教室で一流の腕を持つピアニスト沢辺雪折と出会う。
20歳までに「SO BLUE」に出演するという目的の為にドラマーを探すが、主人公が起用したのは全くの素人で居候先の玉田俊二だった。ピアノの沢辺は大反対で、ことあるごとに衝突する3人だったが、、、。
見せ場は、やはり演奏シーンなんだろうけど、自宅のショボいテレビでは良さが分からなかった。音響の良い劇場で再度見てみたいと思った。