タイトルは言えないが、同時期に見ていたハリウッドのアクション映画がマンネリで見るのに苦労したが、当作は見始めたら、途中で止めることが出来なかった。
フィンランド映画（？）なのだろうか。キャストで誰も知っている人はいないが、主役で伝説の戦士である老人の存在感は只者ではないと思った。
ストーリーは、この老人とフィンランドから撤退を決めたナチス小隊との金塊の争奪戦を描いている。ストーリーというよりも、この老人の不死身ぶりが凄い！
「武器はツルハシ」とあるが、実際は敵から奪った銃器や地雷まで使う。やっぱり、唖然とするのはラストの戦闘機の機体にツルハシを突き立ててぶら下がるシーンだろう。ハリウッドでも、こんなアクションはしないと思う。飛行機が墜落しても老人は生き残るが、この頃には、本人の不死身ぶりに洗脳されたのか、ツッ込む気力もなくなっていた。90分と短めの作品だが、最後まで目が離せない快作だと思った。
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