アマゾンプライムで、さらっと見た。広瀬すずがメタルパンクバンドのヴォーカル役で歌も歌っている。吹き替えという話も聞かないので、本人が歌っているのだろう。今時の若い女性だから普通に歌えると思うけど、その後、歌う銀幕スター(もう死語か?)で売り出そうとする動きは無さそうだ。
ストーリーは、製薬会社の社長(堤真一)の一人娘(広瀬すず)は、子供のころからの父親の科学漬けの教育の反動で会社の跡を継ぐことを拒否してメタルバンドで憂さを晴らしている。
そんな時に、父親は開発中の薬を飲んで仮死状態になってしまう。この機会に同社を狙うライバル企業が父親を本当に亡き者にしようと画策する。娘は、存在感の薄い「幽霊秘書」(吉沢亮)と協力してそれを阻止しようとするが、、、。
「幽霊秘書」を演じているのは、何と「キングダム」の大王「エイ政」だった。本当に当作では影が薄く、最後まで当人とは気が付かなかった。
チョイ役で、様々な俳優さんが顔出し出演しており、なんと宇宙飛行士の野口聡一さんまで出ている。ただ、ここまで露骨だと「豪華出演者」というより気が散って邪魔に思えた。
広瀬すずは、パンクメタルバンドのヴォーカルなので、やたら「嫌なんDeath!」や「ウザイんDeath!」とデス、デスを連呼していた。なんとなく、半沢直樹のこの人を思い出した。