生まれて初めて紙吹雪を浴びた。 森ノ宮ビッグトップ シルク・ド・ソレイユ 「アレグリア」 | 映画と音楽のある生活

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 シルク・ド・ソレイユを初めて見たのは東京ディズニーランド併設の常設劇場だった。ランドの開業以来、第2パークのディズニーシーに加え、オフィシャルホテルを含む周辺施設等、「ランド」から「リゾート」へ順調に拡大してきたTDLだがシルク・ド・ソレイユの常設公演からは撤退している。

 高度なパフォーマンスを見せる公演であるから、定期的に内容を入れ替える訳にも行かず、当初より観客数が伸び悩んだとのことだ。最終の撤退は東日本大震災よる公演の中止があったらしいが、やっぱり内容が日本的な文化に合わないのだろうか。

 その後、ダイハツ等がスポンサーとなり不定期に国内公演ツアーを行っている。今回も大阪の森ノ宮ビッグトップに行ったが、夏休みの日曜日であるにもかかわらず、まばらに空席があった。

 内容は、圧巻のパフォーマンスと、それを挟んだ道化師のパートがある。道化師もご当地を意識して「なんでやねん!」とか日本語も交えて観客から笑いを取っていた。

 サブタイトルの紙吹雪は、道化達が吹雪の中を歩くというシーンの舞台効果なのだが、最前列で見ていた私も大量の紙吹雪をもろに浴びた。シルクドソレイユというより「梅沢富美男」の心境だった。

 動画の撮影は、フィナーレのみ許可された。