「ランボーって、こんな話だったかな?」シルベスター・スタローン「ランボー ファーストブラッド」 | 映画と音楽のある生活

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 ブログは書かなかったが、アマゾンプライムで「ラストブラッド」を見た。敵役は南米の麻薬組織で、最後はランボーが自宅に立てこもり「ホームアローン」の様な罠を仕掛け敵を全滅させた。

 正直、なんでもアリの作品だと思った。

GW中にBS日テレで、第一作を見た。公開当時に劇場でみたが、スタローンが若いし全体的にベトナム還りのランボーの苦悩がにじみ出る、ちょっと暗めの作品だった。第一作目は、それなりの原作もあり、反戦映画という社会的な側面もあった。

 ところが、2作目からは再びベトナムに戻ったランボーが「コマンドー」並みの活躍を見せる完全な娯楽作品になっている。なんでも、ベトナムに帰って敵兵を皆殺しにする設定を聞いて原作者が呆れたという。

 「怒りのアフガン」では、ビン・ラディンを思わせるレジスタンスと共にソ連兵と戦い。まさに、なんでもありのスーパーマン・ソルジャーと化している。

 「ラスト・ブラッド」で終わりかと思ったら、まだ続編を作るらしい。タイトルが「ニューブラッド」らしいから、さすが「興行師スタローン!」と拍手するしか無い。

              BS日テレで再視聴