安藤家が総出で映画作り。安藤サクラ「0.5ミリ」 | 映画と音楽のある生活

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主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 安藤サクラは奥田瑛二と安藤和津の娘さんで、美人だし

お嬢さんなのでしょうけど、役柄はヤンキーばっかりなのは

何故だろう。「万引き家族」で、役柄にハマってしまった

のでしょうか。

 当作品は、長女である安藤桃子が原作と監督で、お父さんの

奥田瑛二がプロデューサー。お母さんの和津さんがフードスタイリスだそうで、一家総出の作品作りとなっています。

 ついでに、義理のお父さんの柄本明も後半で出演しています。

ストーリーは、安藤サクラ演じるヘルパーさんが、派遣先の

娘さんから寝たきりの父親と添い寝して欲しいと頼まれること

から始まる。夜中におじいちゃんから顔を舐められ、抵抗した

彼女は誤ってストーブを倒してしまいボヤ騒ぎを起こす。

 頼んだ娘さん(木内みどり)は、既に首を括って自殺しており

彼女は、責任を取らされて「家も・職も」失ってしまう。

 それから、彼女は放浪の旅に出かけ、行く先々で老人の

弱みを握って、自宅に押し掛け、ヘルパーとして同居する。

 老人の弱みを握って、押しかけヘルパーをすると聞くと

この主人公は、とんでもない悪女の様に見えるかもしれないが

料理も上手で、ちゃんと真面目にお年寄りのお世話をしている。

 複数のエピソードによるオムニバスドラマだが、個人的には

「アホの坂田」が演じる117クーペをくれる老人のエピソード

が面白かった。

 他にも、津川雅彦や草笛光子に浅田美代子も出ていて

豪華俳優の競演となっている。

 ただ、3時間もある長編で、一気に見るのは正直疲れた。

              アマゾンプライムで視聴