ダサイ有村架純!「前科者」 | 映画と音楽のある生活

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 なかなか、面白かった。映画だけでなくWOWOWのドラマも含めたトータルな感想です。

 個人的には、テレビドラマ版の最後の作品、薬物中毒の女性のエピソードが一番良かったと思う。

 ストーリーは、保護司である主人公(有村架純)を通して、犯罪を犯した者(前科者)の立直りへの苦悩と困難さを描いている。

 主人公も過去のトラウマを抱えて保護司になっており、奨学金等の借金もある為、コンビニでバイトをしている。

彼女が勤めているコンビニの店長のセクハラ発言をとっちめるエピソードも面白かった。

 一番、感心したのが有村架純が役作りだと思うけど、外見や着る服もダサくしていることだ。後ろにひっつめた髪型に丸メガネ。ずっとアイドル女優と思っていた彼女のイメージから大きく外れる熱演だと思った。

 映画版では、幼なじみの刑事と濃厚なキスシーンを演じるがメガネをしたまま押し倒される様子は、ぎこちない所作が微笑ましくもあった。

 青年誌のマンガが原作だそうだが、可能であれば是非、続編がTVドラマでも良いので見たいと思った。

      アマゾンプライムで視聴