「ダビンチ・コード」シリーズの続編にして最終作です。
「ダビンチ・コード」も「天国と地獄」もネット配信で視聴して、面白いとは思ったが、それ以上の感想は特に持たなかった。
私は、西洋美術がそれほど好きな訳ではないが、TVで絵画鑑賞の解説をする番組を気が向いたら見たりする。
パリに旅行に行った時も、一応ルーブル美術館には行ったが日本語版のガイドがあることを知らず、英語版を借りてしまい館内を迷っただけで、モナ・リザもミロのビーナスも見れずに終わった。
このシリーズは、いずれもストーリーはシンプルで、おもしろさは、西洋美術を絡めた「謎解き」の部分なのだろうと思う。
日本人である私に、面白さが伝わってこないのは、西洋人なら当然持っているキリスト教の基礎知識が無いからだろう。
今回も、ダンテと細菌兵器で世界の人口を減らそうという陰謀を絡ませているが、もちろん、私はダンテの神曲を読んだことがない。読んだことがあるのは永井豪の「魔王ダンテ」だけだ。
当作品では、フィレンツェやヴェネツィア、はたまたイスタンブールまで移動しながら謎解きをしている。
前作のダビンチ・コードでは、ネットのバーチャルツアーを体験したが、当作品では、それもないだろうと思った。
アマゾンプライムで視聴