アナと雪の女王「みんなでレリッゴー!お姫様も変わったものだ。」 | 映画と音楽のある生活

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主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 地元のシネコンで見た。ディズニーのアニメを見るなんて何年ぶりだろう。

 ディズニーのアニメは、「リトルマーメイド」や「アラジン」も挿入歌が良いが、この作品も「Let it go」の音楽をバックにエルザが氷の城を作るシーンが見どころとなっている。

 アンデルセンの同名の童話にインスピレーションを得たというが、ストーリーは全く新しい作品となっている様だ。

 タイトルは「アナと雪の女王」だが、雪の女王とはアナのお姉さんのエルザだ。昔のお伽話だとアナは良いプリンセスで、雪の女王は悪いプリンセスと勧善懲悪になるが、このお話は、どちらも最後は良いプリンセスになって終わっている。

 むしろ悪いのは遠い国の王子様で、真実の愛のキスをすると凍り付いたアナが助かるのだが、この王子はとんでもない奴で自分が王になろうとする。

 現代のプリンセスは、イバラの城に閉ざされて眠っていたり、隣国の王子様のキスで目が覚めたりはしないらしい。王子様が悪い奴なら、エルザを探す旅で出会った山男のスヴェンと結ばれると思ったが、これも損害を与えたソリを新品にしてプレゼントしているだけだ。

 ただ、キスもしているので、その後どうなったかは不明だけれど。

 映画の後は、みんなでカラオケに行って、英語版でも日本語版でもいいから「レリッゴー」を歌いたくなる。そんな作品です。