カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9/ドストエフスキー
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カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)/ドストエフスキー
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カラマーゾフの兄弟 下  新潮文庫 ト 1-11/ドストエフスキー
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たまには名作を読んでみようと手に取り、上中下巻を読み終わるのに4ヶ月かかってしまった。ドストエフスキーを読むのは20年ぶりぐらいで、この作品が「ドストエフスキーの集大成」といわれても正直ピンとこない。

だが様々な登場人物の口を借りて語られる思想・宗教に対する思索はそのどれもが深く、印象に残る。登場人物の心理描写も細かい襞まで書き込まれており、心の底まで見通している。

すっかりこの大作の世界に浸り込んでしまった。あと10年したらまた読み返したい。

私はコーリャからドミートリィになった。果たしてアリョーシャになれるだろうか。

女性に関する描写はどうも偏見が多い気がする。どれもヒステリックで噂好きで自己中心的でロマンス至上主義な性格に書かれているが、これは書かれた時代のステレオタイプなのだろうか。