
原題:The Secret Life of Words
上映時間:114分
製作年:2005年
監督: イザベル・コイシェ
出演: サラ・ポーリー、ティム・ロビンス
「死ぬまでにしたい10のこと」で強い印象に残ったサラ・ポーリー、「アメリカ・家族のいる風景」では役柄に留まらず、サラ・ポーリーその人の意志の堅固さと母性を感じさせる安定した力強さが感じられ、紅ナナカマド的には赤丸要チェックの女優さんになりました。
本作品は、「死ぬまでに・・・」と同じイザベル・コイシェが監督しています。
ストーリー
全く表情がなく、職場と家を往復するような日々を送るハンナ。
若く美しい女性なのに?なぜ?
4年間も無欠勤、無遅刻のため、強制的に1ヶ月の休暇をとらされ、ひょんなことから油田掘削所の重症患者ジョゼフの看護を一時的に任されることになってしまう。外界から隔たれた場所に留まる人々。彼らとの出会いを通してハンナの謎が少しずつ・・・
日本語のタイトルから受ける印象だと、柔かな愛をテーマにした作品なのかと思っていました。
やられました。これは重いし苦しい。
忘れていたというより知らなかった現実です。
ネタバレになるので書きませんが、サラー・ポーリーが演じているからこそ「救いの無い暗黒」から免れているような気がします。
相手役のティム・ロビンスもうまいです。
最初と最後のナレーションの少女の声、お弁当、冷蔵庫、石鹸、料理、波の数、油田、場面設定や小道具の使い方、ストーリー展開、すばらしい作品でした。

補足
サラ・ポーリーの魅力は、こうした重い作品だけじゃなく「ドーン・オブ・ザ・デッド」のようなゾンビ作品にも出演していることです。オリジナル・ゾンビ映画のファンだそうです。