3月、経過観察がありました。
今回も問題なく終了です。
毎度毎度こうして経過観察をクリアする度、「今回も大丈夫だろうか?」という緊張感が薄れていくのを感じます。
きっとそれは私だけで、夫くんは緊張していると思うのですが。
でも「まさか」は起こるので、あまり楽観的になりすぎないように気を付けます。
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話は変わりますが私には2歳上の兄がおり、同じ2016年に兄も結婚しました。
奥さんは2歳上の方で、とても仲良しに見えます。
そんな兄夫婦から、今年の年明けに「養子縁組を考えている」と家族の集まりの場で発表がありました。
兄夫婦には子どもがおらず、私の娘が産まれたときの病院での面会も、その後年末年始に会う時も、兄嫁さんは少し娘を避けている雰囲気を感じていたので、きっと子どものことで悩んでいるのかな…と積極的に娘関係で関わることはしないよう気を付けていましが…
兄夫婦は、私たちが不妊治療をしていたことは知りません。
というか誰にも伝えていないので、家族親族友達の誰も知りません。
不妊治療をしたけどどうしようもない理由があったのか、それ以前に何か妊娠するには難しい体調面での問題があったのか。
私たちが不妊治療していたことをカミングアウトしていれば、そうした話ももっと前にできていたのかもしれませんが、今となってはもうわかりません。
「養子縁組」自体は夫くんの病気が病気なので、今後の可能性としてチラリと頭をかすめたことはあります。
ただ少し調べただけでも斡旋団体の登録会、面談に次ぐ面談、研修、家庭裁判所、etc...と手順がとても多く、生半可な覚悟では登録すらできないということは知っています。
実際、兄夫婦も斡旋団体初回の説明会で「10組のうち1組程度の割合のご夫婦しか登録できない」と言われたそうです。
そして仮に登録できたとしても、団体の方で産みの親・子ども・受け入れ先の夫婦のマッチングを行っているため、実際に子どもがやってくるには個人差が大きく、登録翌日に赤ちゃんがやってくる夫婦もいれば、2年以上待っている夫婦もいるとのこと。
子どもを待ち望んでいる夫婦としてはなかなか厳しい現実です。
現在兄夫婦はその後いろいろな手順をクリアし、あとは夫婦の最終意思確認のことろまで進んでいるそうです。(つまりほぼ登録完了)
ただこんな状況なので、最後の意思確認面談ができておらず止まってしまっているとのこと。
それも含め、縁があった子が兄夫婦のもとにやってくることを妹として願うばかりです。