精巣腫瘍 2017年退院後の不妊治療~移植と判定~ | 精巣腫瘍に負けない!~20代で精巣がんになった夫の話~

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同い年の夫くんが精巣腫瘍に!
闘病備忘録です。

現在は再発後の抗がん剤治療が終了し、再度経過観察となりました。
※2025年1月現在、無事に経過観察終了しています。

2017年11月に採卵後、胚盤胞の移植は2018年1月に行いました。



※私の通っていたクリニックでは、採卵したら生理を一回待ち、子宮の状態をベストに整えてから移植、というのが基本方針でした。




生理を待って移植するにあたり、まずは受精卵がくっつくための子宮内膜を整えていく(主に厚さ)必要がありました。



これも自然に子宮を整えるか、薬剤を用いて整えるか選択することができます。




自然でやることのメリットは、体に負担がかからないこと。
デメリットは、ベストな状態を見極めるために通院回数が多くなることと、もし排卵してしまったらもう一度生理がくるのを待たなければいけなくなること。




薬剤のメリットは、薬で整えるため通院回数が少なくて済むこと。
デメリットは、その分体への負担が増えること。






私は自然のデメリットを強く感じたため、薬剤の使用を選択しました。









先生からは、当院では子宮内膜の厚さが8mm以上で移植可能と定めているため、内膜8mm以上を目指しましょうと言われました。







最終的に移植予定日に内膜は8.1mmとなり実行しましたが、私の普段の内膜は14mmくらいと内診で言われていましたので、薬が合わなかったのかなぁと思います。




※先生にもそう言われましたので、こればかりは体質に寄りますね。



※このときの判断については、後に夫くんから「大事な卵なんだから、次はもっと慎重にした方が良いんじゃないの」と言われてしまいました。

それもそれで正しいと思うし、ベストな状態かどうか怪しい中でそういう判断をする方も勿論いらっしゃると思います。

ただそのときの私の考えでは、生命力のある子ならこの条件でも産まれてくるはず!と信じていましたので、これ以上は自然に任せることにしたのです。

ただ、あと一つ残っている凍結卵を移植する際は、やはり慎重に行こうと思っています。









移植後約10日で妊娠判定日を迎えましたが、その間基礎体温だけは計り続けていたので、下がらない体温&途中で更に上昇した体温(いわゆる「二段上がり」)&水のようにさらさらになった、明らかにいつもと違うとわかるおりもので「これはもしかして?」と思っていました。


自分で判定薬を使うことはなく判定日を迎えましたが、有り難いことに陽性を頂き、現在に至ります。




※移植の際、モニターで卵が子宮内にぽーんと飛び出す様子を見ることができたのですが、その時先生に「貴方は普通前を向いている子宮が真後ろに向いている、『子宮後屈』ですね。でもこれは個性だから、気にしなくて大丈夫ですよ。」と言われました。


最近まで気にしていませんでしたが、子宮後屈の人は夫婦生活のあと、うつ伏せにすることを推奨している医院もあるようです。

私はそれを知らずずっと仰向けでいましたので、もしかして一度も妊娠に至らなかったのは、それも僅かに関係していたのかも…と思います。










不妊治療の記録はこれで一端終了し、今度は夫くんの再発後闘病記録に移ります。


備忘録なので出来るだけ毎日記録していきたいのですが、自分の入院&出産と重なると、飛び飛びの記録になってしまうのかもしれません。