精巣腫瘍 2017退院後の不妊治療~上手くいかないタイミング~ | 精巣腫瘍に負けない!~20代で精巣がんになった夫の話~

精巣腫瘍に負けない!~20代で精巣がんになった夫の話~

同い年の夫くんが精巣腫瘍に!
闘病備忘録です。

現在は再発後の抗がん剤治療が終了し、再度経過観察となりました。
※2025年1月現在、無事に経過観察終了しています。

2017年4月の手術後、毎月タイミングはとれていましたが、何事もなかったかのように生理はきて、基礎体温も低温期と高温期を規則正しく繰り返していました。



※私は低温期→高温期の移行に毎度3日くらいずるずるとかかっていたので、問題は特にないとされていましたが、黄体補充の薬を処方されていました。





前にも書きましたが、私は一般的に「不妊」と定義される待機期間より大部早くからクリニックに通い始めています。





クリニックで不妊治療を行うと決めたその日、クリニックから治療スケジュール目安の説明がありました。


・「不妊」は一般的に、日常的に夫婦生活を1年とっていても妊娠しない場合に言われる


・初めての場合はタイミング指導からスタートし、指導回数の目安は6回


・その間に上手くいかない場合、次のステップアップとして「人工授精」がある。これの回数目安も6回程度


・最後の手段として「体外授精」「顕微授精」があるが、覚えておいて欲しいのは、体外や顕微授精を行ったからといって確実に妊娠できるわけてはないこと。何回も繰り返すとこで妊娠できる方もいれば、結果が出ず治療をやめる方もいる






2017年3月~9月まで、一部お休み期間を挟みつつ目安と言われるタイミングの回数をこなしても、妊娠することはありませんでした。


子どもが欲しい!と思ってから自己タイミング&クリニックによるタイミング指導で10ヶ月ほどでしたが、この間一度もかすりもしていませんので、結局ほぼ「不妊」であったんだと思います。




年齢的にも焦るほどではなかったのかもしれませんが(2017年9月時点で27歳)、結果が一度も出ていない以上、タイミング指導を続ける気はありませんでした。




次のステップである人工授精は、子宮内に人工的に精液を注入して妊娠を目指す方法ですが、成功率は10%程度と言われており、お互いに問題がないのにこの治療を挟む意味はあるのか、夫くんとじっくり話し合いました。



※自然妊娠に至る確立は年齢や体の状態に寄ってそれぞれのため、10%が高いか低いかの判断は個人に寄りますね




結果、我が家は2017年10月より、人工授精を飛ばして体外・顕微授精に進むことにしました。