映画のエンドロール途中で立ち上がり劇場から出て行ってしまう人は、映画によってはエンドロール後にもう1シーンあることを知らないのではないか。なぜなら全ての映画を、エンドロールの最後まで見たことがないはずだからだ。ふと、そう思った。
日本人は何かと終わり際に哀愁を感じる民族なのだと思っている。
桜も満開よりも散り際、線香花火も終わり際。
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剣道には「残る心」と書いて残心という言葉がある。
竹刀が相手に当たれば1本ではない。しっかりと打突部位に当たり、声が出ていて、体勢も整っていて初めて有効打突と認められる。
そして、当たって終わりではなくその後の動作まで含めて「心が残っている」ことが大切である。この残心が疎かだと1本が認められない場合もある。
これも1つの終わり際であり、日本人が大切にしている感覚なのだろう。
今年の夏もそろそろ終わりである。
夏の終わりを歌った曲を聴きたくなる。
taji



