このところ、すっかりはまっていたドラマ。
アマゾンオリジナルのドラマ。
放映中の「どうする家康」の古沢良太。
米倉涼子があまりにも
「ドクターX」の大門未知子みたい😅
思っていたけれど。
とても素敵なドラマだった。
海外で亡くなった邦人や
日本で亡くなった外国人の搬送の手続き、
ご家族への搬送をされる仕事というのが
あるというのを初めて知った。
海外で亡くなる方々の死因は
病死だけでなく、事故や事件などと
いうこともあるということ。
亡くなった国々での保管の仕方も
それぞれで、状態が極めて悪い
ご遺体などもあると。
その中で国際霊柩送還士の方達は、
最大限にできることをして、
遺体を送り届けられているのだと
知った。
原作はノンフィクションだけど、
これはドラマ。
内容は脚色をそれなりにしていると
思うけれど、とても丁寧に作られて
いる感じがした。
ドラマのモデル、監修もされた会社。
私は以前、仕事で訪問看護に
携わっていた。
ドラマを見て、そのころの事を
思い出した。
一緒に働いた看護師たちはみな、
臨床経験が豊富なベテラン。
それでも医療は機器や治療法が
どんどん変わっていくから、
日頃から本当によく勉強していて。
仕事が好きで、いつも熱くて。
利用者さんやご家族に対しても、
たくさんの愛と思いやりをもって
接していて。
もちろんどんな仕事も
それぞれみなさん、
同じように働いていると思う。
でも、看護師たちの熱量は半端なく。
とても尊敬していた。
ドラマに出てくる国際霊柩送還士の
仕事も看護師たちの仕事ぶりに、
とても近いものを感じた。
死は色で例えるなら
「グリーン」や「オリーブグリーン」。
その補色(対になる色)が「マゼンダ」
マゼンダという色には
「小さきものへの愛」という
キーワードがある。
日本人の細やかな心遣いや
気配りはマゼンダに例えられる。
レッドにバイオレットが入り、
たくさんレッドが入っている。
たくさんの愛(レッド)と
奉仕(バイオレット)
「ケアをする人のためのケア」の
色ともいわれる。
だからか、
看護師たちにオーラソーマの
ボトルを選んでもらうと、
マゼンダの色が入ったものを
選ぶ人が多い。
国際霊柩送還士の方達のお仕事も
色で例えるなら、
やっぱりマゼンダになるのでは。
と思う。