阪神大震災のときの犠牲者は約6千5百人。
そして、その15%が関連死で亡くなっている。
関連死とは、直接その被害(津波による水死や建物崩壊による圧迫死等)で亡くなった方ではなく、
その後の環境の変化による体調不良や物資の不足等が原因で亡くなった方々。
震災から3週間経った。
今さら物資不足による不幸はないと思うのだが、
心配なのは改めて全てをなくした事に対する被災者の方々の虚脱感。
私は独立して13年目にしてやっと自分なりの小さい工場を持てた。
土地と建物だけでなく、その中にはそれ以上の価値が詰まっている。
もっと年月をかけ才を持った方は何十倍もの資産を持っていたはず。
それらを一瞬で失うことの衝撃は計り知れない。
そういった方々が大勢いたはず。
全てを無くしたことに対する思いは経営者でなくても皆一緒。
増してや家族まで失っていれば、精神的にズタズタになっていることは想像するに余る。
その悲痛な現場に行って、我々は一体どんな言葉をかけてあげられるだろうか?
「頑張って!」なんて言葉はむしろ使わない方が良い。
心の病を持つ方達には一番言ってはいけない言葉。
「あなたは今まで頑張ってなかったんだからこれからはもっと頑張りなさいよ」、とでも言っているよう・・
素人の我々では無理だ。
今まさにプロの言葉が必要となると思う。
ウエブ上で精神カウンセラーの方々のブログを検索してみた。
関西方面のカウンセラーのブログで、
「今こそ行きたいが、自分にも生活があるし・・・」
というブログを見た。
こういう状況になって、せっかく生き永らえた自らの命を絶つ方も多いという。
実はそういう方々も関連死の中に含まれている。
それではあまりにも救いが無さ過ぎる。
数十億円もの義援金の使い道を決める皆さんへ
このような方面にも大事なお金を有効活用して欲しい。。
いろいろな団体が献金を募っている。
赤十字、テレビ局、コンビニ、ネット上の小さな組織・・・
人の不幸を利用して「オレオレ詐欺」以上の犯罪が起きうるタイミングでもある。
政府はきちんと監視していかなければならない。