いろいろと憶測は飛んだが、
どうやら我々の工場と個人の自宅の位置するグループは第1グループとなるらしい。
しかし、同じ第1グループでも停電になるところとならないところもある。
昨日(火曜)は15:20分から停電予定だったので、
10分前にすべての機械とパソコンの火を落として会議を始めた。
定刻の時間になっても停電とならなかったのでこのままいってしまうのか・・・
と思いきや、30分後の16時くらいにダウンした。
昨日、東電から来週の月曜までの輪番停電 の予定表が出た。
停電の時間帯のパターンは5種類あり、それを一日ごとにずらしながらやるようだ。
本日(水)の停電予定時間は12:20~16:00。
朝、社員全員を集めて本日は帰宅するように指示。
明日(木)の停電時間は朝の9:20~13:00ということで
営業以外は全員12:45からの出社を指示した。
暫くはこのような不規則的な対応で乗り切るしかない。
それにしても、あまりにも町に物が無くなっている。
昨日まではここ「厚木伊勢原近辺においては被災地ではない」と、のんびり構えていたが、
この辺の住民はそうは思っていないらしい。
燃料(ガソリン)類、電池、懐中電灯、蝋燭、カセットボンベ、トイレットペーパー、ミネラルウオーター類などなど、
どこに行っても売り切れ状態。
計画停電も重なって営業していないところもあり、
40年前のオイルショック時のことを髣髴させる。
いや、それ以上かもしれない。
今一番それらの物品を必要としているのは被災県の方々なのに・・・
今回、地震の被害の大きい場所は東北地方。
前にも述べたが、東北の住民の方々の県民性、強い自律心、地域ぐるみの生活習慣等があったから
被害は最小限に治まっていると思う。
ここ、関東地方が同じ目にあったら、同じような秩序が保たれるのか?と、疑問に思った。
そして、今回の被害とはまったく関係のない東海地方以西の方々とのギャップも感じる。
当然ガソリンスタンドに一時間も並ぶことをせずとも供給できているだろうし、
スーパーにはティッシュペーパーも積んであることだろう。
16年前の阪神淡路大震災のときは逆の立場だったんだ・・・と思わされた。
狭い日本は意外に遠いなあ・・と思ってしまう。
これだけ電力不足が叫ばれているのに関西方面からの電気の供給が無い。
大きな原因は周波数の違いにある。
明治時代に当時の「関東電燈」が50Hzのドイツ・AEG製発電機を、
関西ではわずかに遅れて60Hz仕様のアメリカ・GE製発電機を採用し、
これらを中心に東西日本の周波数が集約されていった経緯がある。
一国内に50Hz地域と60Hz地域が混在する例は極めて珍しく、
地方によって厳然と周波数が違うのは日本くらいと言ってよい。
海外では一般的に国内全て50Hzまたは60Hzのどちらかで統一されている。
逆にこのことが、日本の電気工業技術を世界的なものへと高めたという研究者も多いらしい。
現在の日本では供給側にとって周波数を統一する必要性は殆どないと言われてきた。
ただ、お互いの電力を供給し合うのは、技術的に意外と大変で、
大規模災害などの場合を除いて
需要に投資が見合わないとされていたのだが、
ここに来てその現実を目の当たりにしてしまった。
今後、そのような議論はなされるのか?
政治的につぶされてしまうのか話なのか?
それにしても怖いのは原発事故。
知り合いの孫が通う横浜の幼稚園では、
「雨の降る日は休園」という御触れが出たらしい。
放射能からの危機管理だ。
今晩からまた一段と冷え込むらしい。
あらためて
被災者の方々に心からお見舞い申し上げるとともに、
一日も早い復興を心から願っております。