といっても遊びではありません。


砥粒加工学会分科の「次世代固定加工プロセス専門委員会 」に参加してきたのです。


今回の会場は、「㈱クリスタル光学 」さんの京都工場。


最初にクリスタル光学の桐野社長のご挨拶があり、


その後特別公演として関西大学の北島教授同志社大学の青山教授の発表を拝聴。


そして今回の目玉であるクリスタル光学京都工場の見学会を行いました。




桐野社長との最初の出会いは、ちょうど今から25年ほど前の話です。


桐野氏が「これから独立します」


と、当時の私が勤めていた会社の社長に挨拶に見えたとき。


たまたまその場に私も居合わせていて、


その時の桐野氏が活き活きと輝いていたのを今でも鮮明に覚えています。



「クリスタル光学」という社名どおり、


設立当初は「アルカリハライド系ガラス」や「塩の単結晶」を専門に研磨していたようです。、


それらの材料は水に弱く、潮解性があるので、空気中での取扱いが困難です。



桐野社長は、中学卒業後に堀場製作所に入社。


アルカリハライド系ガラスをハンドラップする技術は、21年間そこで学んだものであった。


しかし、独立後は社長しか出来ない技術だったために伝承しきれず、


「このままでは自分だけの小さい会社のままで終わってしまう」


という危機感から大きな方向転換をされたようです。




そして今は大型装置や検査機器を導入し、対象材料も金属を中心にシフトして研磨加工されています。


たぶん日本ではここまで設備している一般企業の研磨屋さんは無いでしょう。


つぼ八会で一緒だった九重電気さんと共同でNEDOの補助金も貰ってるし、


全館LED照明というのも先駆者桐野社長らしい。


今やらないと面白くないですよね。




桐野氏の創業は、自宅にハウスを建てての正にガレージカンパニーからのスタートでした。


私も、13年前にたった一人で倉庫みたいな場所を借りて始めたな。


今思えば、私は桐野さんに触発されて独立したといっても過言では無いかもしれない。


私が独立したときも桐野社長に挨拶に行ったっけ。




どんどん大きくなっていく桐野社長。


たまたま2人っきりになったときに


「社長はこれからどこに向かっていくんですか?」


と聞いたら、ニヤッと笑ってました。


また何かやるな、この男は。


私ももっと頑張らねば。




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