母が突然逝って13年

父の闘病はまだこれから続くという時に
私が初めて病院に泊まった翌朝、
父はびっくりするほど呆気なく
旅立ちました。

思えば母亡きあと、
私は家を出ましたが

弟が東京から帰って結婚し、
暮らしは別々でしたが
父は二人の孫のために送り迎えをしたり
旅行をしたりして

考えてみれば
修羅場のようだった三人暮らしだった頃を思うと
父は相変わらず偏屈ではありましたが
柔らかく、幸せな時間もたくさんあって…

それは母からのプレゼント🎁だったのでは…
と思います。

私はというと…
物心ついた時から逃げたい、離れたいと思っていた父を、最後に見送った時、
永年の肩の荷が降りて、
いよいよ自由の扉に手をかける!!
…のかと思っていましたが

その後じわじわと私に広がってきたのは

「あ…とうとう私、ひとりぼっちになってしまった」

それは自由の扉どころか
ちょっと想定外の穴に落ちていくような
まさかの寂しさでした。