「股旅'78」 橋幸夫 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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股旅'78 橋幸夫

昨日は「コスモス街道」でした。諸国の街道を行くと言ったら、三度笠で股旅です(?)
ということで、橋幸夫「股旅'78」をどうぞ。

タイトル通り1978年(昭和53年)に発売された股旅ものですが、これがまた橋幸夫・阿久悠・井上忠夫という歌謡界の大御所トリオが放った怪作です。

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もう、レコードジャケットの股旅姿からして怪しい。
三度笠被って、合羽背負って、江戸時代の渡世人の姿ですが、下はパンタロンです。(;^_^A
どうも、靴もハイヒールっぽい。

これは、江戸時代の渡り鳥が江戸に向けて隧道を歩いていると、いつの間にか現代の東京にワープしてしまうというとんでもない歌だったのです。

「股旅'78」 橋幸夫
http://www.youtube.com/watch?v=dTTmvydjUm4
作詞・阿久悠 作曲・井上忠夫


暗闇の隧道に ひたひたと草鞋の音が
江戸へ十里の国境
闇をかき分け ひた走る

さらば故郷と 手を振って
長い闇路を抜けたとき
悪い酒でも 飲んだような
厭な気分におそわれた

何がどうして こうなった
あんまりですぜ おてんとさん
アア・・・

1978 TOKYO JAPAN
合羽 長脇差 三度笠
合羽 長脇差 三度笠
合羽 長脇差 三度笠

1978 TOKYO JAPAN
やけにつっぱる奴が行く
やけにつっぱる奴が行く
やけにつっぱる奴が行く
アア・・・


聴いているこっちが、「何がどうして こうなった」って聞きたくなります。(;^_^A


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橋幸夫がデビューしたのが、1960年股旅物「潮来笠」でした。
それから18年経って大ベテランになっても、このチャレンジ精神は頭が下がります。

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