花と小父さん 伊東きよ子
昨日が可愛い花の歌だったので、今日も花の歌で、伊東きよ子「花と小父さん」です。
1967年(昭和42年)発売の曲で、日本のフォークソングの走りでした。
最初に聴いたフォークソングは、森山良子・マイク真木・荒木一郎たちの曲や、この「花と小父さん」です。
キングストン・トリオ、ブラザーズ・フォーの曲と合わせて、僕のフォークソングのイメージは、こうしたカレッジフォーク系でした。
♪
小さい花に くちづけをしたら
小さい声で 僕に言ったよ
小父さん あなたはやさしい人ね
私をつんで おうちにつれてって
私はあなたの お部屋の中で
一生懸命咲いて なぐさめてあげるわ
どうせ短い 私の命
小父さん見てて 終わるまで
女の子の歌ではなく、歌を作ったオジサン浜口庫之助の生活描写みたいな歌でした。
詞の内容も「バラが咲いた」に似ていて、伊東きよ子の歌ではありますが、ハマクラさんの顔がチラつきました。
「花と小父さん」 伊東きよ子
http://www.youtube.com/watch?v=HWjA90042fo&feature=related
作詞 作曲・浜口庫之助
「バラが咲いた」は、日本初のフォーク・ソングとも言われ、浜口庫之助無くしては日本のフォークソングの夜明けは遠かったかも。
フォークソングと呼ばれなくても、ハマクラさんの作る曲はフォークソングっぽいのが多いですね。
「夕陽が泣いている」「風が泣いている」「涙くんさよなら」「みんな夢の中」・・・
どれも懐かしさだけではなく、心地よくさせる名曲ぞろいです。
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