「未完成」 郷ひろみ

未完成　郷ひろみ

昨日の記事、森進一「冬の旅」から
冬の旅→シューベルト→未完成交響曲→郷ひろみ「未完成」です。

1981年（昭和56年）発売、郷ひろみの「未完成」は、20代半ばの郷ひろみが年上の女性との危ない関係を曲にしたもの。



♪
年上の女　シルクの手ざわり
うなじに触れれば 絹ずれの声さ
うぬぼればかりで 過ごした月日を
ワインに花びら 浮かべて捨てるよ
甘い甘い話しさ 夜にころがっているよ
若さを売った償いを きみに出逢って知った
unfinished true my love
春の足音 聞きながら
ぼくの心は凍河を行くよ

拾われたときは分別もなくて
シンデレラボーイ　うかれた気分さ
白夜に沈まない 太陽のように
ワインも濁ると 気づかずにいたよ

ずいぶんと官能的で、女性上位な歌詞だ。
詞を書いたのは阿木燿子。うーむ、分かる気がする。

「未完成」　郷ひろみ　
http://www.youtube.com/watch?v=QYEayL1ugZQ
作詞・阿木燿子　作曲・網倉一也



1981年当時は、「なんとなくクリスタル」のクリスタル族などブランド志向が高まって来た頃。
同時に、強い女も増えて来た？
ボディビル界の百恵ちゃん・西脇美智子や、NHK大河時代劇では佐久間良子「おんな太閤記」が人気に。

調べたら、アメリカ映画「グロリア」の日本公開もこの年だった。
中年のオバちゃんが、赤の他人の子供と共にマフィアと戦うタフネスぶりが話題になった。

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