「元禄名槍譜 俵星玄蕃」 三波春夫 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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元禄名槍譜 俵星玄蕃げんろくめいそうふ たわらぼしげんば) 三波春夫

昼間どこへ行ったかというと、東京高輪にある泉岳寺です。
明日は赤穂浪士討入りの日で、泉岳寺では明日、義士祭があるのですが、1日早く様子を見に行ったのです。

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都営浅草線の泉岳寺駅で降り、数分で泉岳寺の中門があり、土産店の並びを過ぎると山門があります。
すでに、中は提灯も掲げられ、準備万端といったところでした。

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四十七士の墓が並び、線香の煙で霞んでいました。
若い女性も多く訪れていましたね。歴女ブームの一つでしょうか。

さて、その赤穂浪士の一人を歌った三波春夫の名曲が、「元禄名槍譜 俵星玄蕃」です。
歌の主人公は、四十七士のひとり杉野十平次次房(すぎの じゅうへいじ つぎふさ)と、赤穂浪士に助太刀しようとする槍の名手・俵星玄蕃(たわらぼし げんば)です。

 

 

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「元禄名槍譜 俵星玄蕃」は、二人の今生の別れを歌った1964年(昭和39年)の歌謡浪曲です。

 

 

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歌謡浪曲!
いかにも昭和の匂いがプンプンします。

歌謡曲と浪曲が一体化し、曲の途中に浪花節が入ってきます。
曲と節付きセリフの一体ということで言えば、ラップみたいなものかも。


曲の中盤、十平次と玄蕃が雪の中で会う場面は、この歌のクライマックスです。
  ♪かかる折りしも一人の浪士が 雪をけたてて サクッ サクッ サクッ・・・
  ♪先生!
  ♪おおッ! そば屋か!

物語は知らなくても、三波春夫の語りと迫力に、歌の世界にどんどん引き込まれます。



槍は錆びても 此の名は錆びぬ
男玄蕃の 心意気
赤穂浪士の かげとなり
尽す誠は 槍一筋に
香る誉れの 元禄桜


「元禄名槍譜 俵星玄蕃」 三波春夫
作詞・北村桃児(三波春夫のペンネーム) 作曲・長津義司
 

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