「昭和ブルース」 天知茂 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

☆昭和40年代・50年代の魅惑の昭和歌謡を語る完全懐古趣味的ブログ

昭和ブルース 天知茂

1931年3月4日は、俳優・天知茂の誕生日でした。  没年は1985年

1949年に映画界に入り、長い間下積み生活を経験したのち、「犬シリーズ」、「眠狂四郎」などで個性的な敵役で存在感を表していたようです。


僕が、天知茂の名前を知るようになったのは、テレビドラマの「非情のライセンス」とその主題歌『昭和ブルース』ですね。

$昭和歌謡ブログ  マンボウ 虹色歌模様-天知茂


あのニヒルな、影のある会田刑事の「非情のライセンス」は、大人のドラマ過ぎ、また全体のトーンも暗かったので、あまり見てはいません。
左とん平が出ていたシリーズは割と見ていたかもしれません。



天知が歌う『昭和ブルース』も、これまた渋すぎ


うまれた時が悪いのか
それとも俺が悪いのか
何もしないで生きてゆくなら
それはたやすいことだけど

この世に生んだお母さん
あなたの愛につつまれて
何も知らずに生きてゆくなら
それはやさしいことだけど


昭和ブルース
作詞・山上路夫 作曲・佐藤勝


天知茂が歌う前はフォークグループのブルーベル・シンガーズが歌っていて、その当時は、社会性を持ちながら希望を歌う歌という感じがしていました。

ところが、数年後に発売された天知の歌には、そういった明るさは感じませんでした。
力強いけど、暗く、重い
それでも、聴く人をグイグイ引き込む魔力を持った歌でした。


もしまだ、ゆとりがあれば、ブルーベル・シンガーズ版もどうぞ。
『昭和ブルース』ブルーベル・シンガーズ
http://www.youtube.com/watch?v=yrzLoHAL77s&feature=related



「江戸川乱歩の美女シリーズ」は、多少無理筋のストーリー展開も、天知茂の渋い顔を見ると、「あると思います」と言ってしまいそうでした。

渋い顔から時折見せる笑い顔も良かったかな


その他の昭和歌謡の男性歌手

にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽 へ 音楽ブログ 懐メロ邦楽 ←クリックお願いします。