1953年1月29日 テレサ・テンさん誕生日 没年1995年
『つぐない』『愛人』『時の流れに身をまかせ』『別れの予感』・・・
年齢を問わず、女性のカラオケ人気上位
テレサ・テンのあの透き通るような声で、耳元で囁かれるように歌われた日には、もし僕が一国の長だったら、国民を路頭に迷わすこともしてしまうかもしれない。
山本リンダのように♪ 女ひとり取る為に 戦してもいいじゃない ♪と上から目線で言われるのも、それはそれで、良いんですけど。
テレサ・テンは民主化支援デモに参加するなど歌のイメージとはずいぶん違う面を持った人だったようですね。
その所為もあるのか、テレサ・テンが歌った『何日君再来』は、中国では「エロな歌曲で、半封建、半植民地の奇形的産物」として、「黄色歌曲」とされて販売、放送などが禁じられたとか。
日本でデビューした時には、アイドル路線の１曲目がそれ程ヒットしなかったことから、2曲目では若い女性をターゲットにした演歌調の『空港』に方針変更。
これが成功し、狙い通りに若い女性がこの曲を支持しました。
『つぐない』を三木たかしが作曲するに当たっては、若い女性が何度聴いても飽きが来ないＢＧＭのような曲を目指したと言うことです。
しかし、意外にもレコードはサッパリ売れませんでした。ところが、テレサ・テンが来日し、キャンペーンを行うと、有線に火が点き、100万枚のヒットになったということです。
女性歌手