2012年世界選手権での真央ちゃんの成績は6位だった。
フリーのジャンプがほとんどダメだった。
キス&クライでの表情が私はとても気になった。
悔しいとか悲しいとか、そういう感じではなくて諦めにも似たような、正直彼女はフィギュアスケートを辞めるのではないかとまで、思ってしまった。
小さい頃から、オリンピックで優勝するのが夢で、真面目に頑張って来たのに、蓋を開けて見れば、組織が勝たせたい人が勝つという理不尽で不公平極まりない世界で、どうモチベーションを保つのだろう。
私は好きな時にお菓子やケーキや色んな物が食べれるのに、ただテレビの前で真央ちゃん頑張って。て言うだけの私に、真央ちゃんが辞めたって何の文句も言えるはずがない。
そんな風に思ってた。
知人が「真央ちゃん残念だったね。どうしてあの子はあんなに弱いのかな?」
って言ってきた。
私は「お母さんを亡くして、まだ間もないし、オリンピックで銀を取って、世界選手権でも2回優勝もしてるし、弱くはないんだ。調子が良くなかったんだと思う。」
と答えた。
テレビしか見ない人は、そう思うんだろうか?
真央ちゃんは世界一強いのに!
他にもトリプルアクセルは回避してダブルにすべきだったとか、色んな所で見たりもした。
そんな中、1つの記事を見た。
[Mao Asada-The fight must go on]
april 04, 2012
By Vladislav Luchianov
ワールドフィギュアスケーティングのコラムだ。
全文英文でそれを翻訳して下さった翠苔緑芝様の記事。
そのコラムの中で、この外国の人は、キス&クライの真央ちゃんの様子を『堂々とした様子』と述べていた。
その堂々とした様子を見て分かったと。
ダブルアクセルを決めて優勝する事など望んでいない事。
未来への可能性への挑戦。
来年ジュニア達が参戦する時の為に。
もうすでに、世界選手権のタイトルは二回取っている。グランプリ・ファイルでも二度優勝、他諸々。
誰かに証明すべき事は何もないと。
それで、筆者はこう述べている。
『彼女が必要としているのは単なる勝利ではなく、圧倒的な勝利だ。ライバル達にチャンスの芽さえ与えず、疑問の余地のない勝利。今シーズン、彼女はこのゴールに向け十分な成果を上げてきた。真央は現代女子スケートにおける複雑な技術の全てを装備している。彼女にとってまだ安定していない唯一の要素がトリプルアクセルだが、それすらも進化が見られる。ニースでのフリープログラム、彼女はトリプルアクセルを成功させることができたはずが、力が入り過ぎたのではないかと私 は思っている。しかし無駄だったことは一つもない。彼女はもちろん全てのミスについて深く考え、練習で厳しくそれらに取り組み、望む結果に到達するのは間違いないだろう。』
分かる人には分かるのだ。
何1つ無駄ではなかったと。
そして、この人は、古代ローマ人の戦闘に付いて言及し対比ていた。
彼らはほとんど初陣では、敗れていたと。
そして敗戦から学び、最も重要な闘いでは、驚異的な勝利を収めていたと。
そしてこう結んである
『浅田真央と他の多くの選手達とを隔てるものは、それに尽きる。彼女は毎年行われる世界選手権で負ける余裕が許されている。しかし彼女が勝つ時、それは途方もない大勝利なのだ。』
そうだ、真央ちゃんは闘い続けているんだ。
だからこそのトリプルアクセルなんだ。
私は、凄く励まされ感動した。
諦めの表情じゃなくて
『堂々として』いたんだ。
私も気持ちを強く持とうと思う。
そして、この記事を少しでも多くの人に知って頂きたいと思います。
最後に、良い提案をして下さった翠苔緑芝様に感謝しています。
ありがとうございました。