今年のセッションは、29日が最終日となりました。
この一年も、様々な分かち合いのときを共にしてくださり、
本当にありがとうございました。
自宅スペースにセッション場を設けたのが2004年ですから、
約20年近く経つんですね...
セッションって、音楽でもそうだけれど、
一人では出来ないわけで、
これまで本当に長く、シェアリングをしてくださっているお蔭様で、
場が息づいていることの稀有さ、有難さを深く実感しています。
また、2015年からは、北条の海の傍にも場を設ける機会を頂き、
約9年の間、美しいひとときも共有して頂いてきたこと...
とても言葉に尽くせない思いでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
満を持して、北条の海スペースを新居浜市へ移転させて頂くことになりました。
これからは、松山市と新居浜市でセッションをさせて頂く予定です。
松山市でのセッションは、1月からも平常通りご利用して頂けると幸いです。
また、新居浜市でのセッションは、移転後、場の調いと共に、
2024年春頃からご利用頂けるようにと考えています。
その際には、またどうぞよろしくお願いいたします。
12月は、セッションの中でそのようなご報告をさせて頂きながら、
皆さまが、北条のスペースを大切にしてくださり、
出向いてくださっていたことに、改めて感謝が湧き上がるような時でした。
本当にありがとうございます。
目に見える「場」は移り変わっていっても、
その時その時そこに息づいていたものは変わらないことを思います。
イシキを向けると、いつでも鮮やかに蘇ってくることを感じます。
記憶も幻想だと聞くけれど、
イシキはその幻想をいともたやすく手繰り寄せてくれる...
目に見えようと見えまいと、今まさにありありと実感できるほどに...
体験は宝というけれど、本当にそうなのかもしれないですね。
私自身、北条での9年間は、
人生に与えられた贈り物のような大切なもの。
ここで体験し、味わい、また共有させて頂いたという喜びは、
肉体を還した後も、ずっと消えることはないでしょう。
とはいえ人生は、身体をお還しするまで続きます。
形を変えたり、新たになっていきながら、
自ら選択しているようで、どこか大きな流れに導かれながら、
理屈ではない何かに運ばれながら...
素直に委ね、楽しむという糸(意図)で機織りをするように、
そして、そこから紡がれる美しい織物(現象)を愛でるように、
これからの人生も味わっていきたいです。
変わりゆく様々とそれでも変わらない何かの狭間で、
これからも大切なひとときをシェアさせて頂けるととても嬉しいです。
今年も、本当にありがとうございました(^-^)
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。