そろそろコツンと・・・ | ラリックマの昼下がりの用事

そろそろコツンと・・・

NY安を受けて日経平均は大幅安となり、このまま底なし沼に突入するのではないかという雰囲気になってきましたが、例えば、ナンピン買いを続けてきたフジ住宅8860が自社株買いと上方修正から急反発するなど、個別を見ると、先行して下げていた中小型の不動産株は急反発するものもあり、そろそろコツンときたのではないかと思ったりしています。

最近の報道を見ると、工事代金の支払いが出来ない不動産業者がまだまだあり、連鎖倒産が続く可能性があるとの声が聞こえますが、その可能性は否定できないものの、財務が悪化している業者についても、支払いのリスケジュールその他によって乗り切る可能性もあり、全面悲観する必要はないのではないかと思っています。

財務面での心配もなく、前期において、もう既に危険な水準に達してると、マンション分譲から撤退し、戸建てと中古販売に回帰したフジ住宅については、ほぼ完全に倒産する心配はないと断言できるとは思いますが、サンフロンティア不動産についても、おそらく大丈夫だろうと強気で行こうと考えています。

不動産リートについても下げ止まった感じで、下げ止まってしまうと、もっと仕込んでおきたかったという気がしてくるのですが、目先、強気で行きたい感じです。リートについても、こういう弱気が蔓延してくると、色々な悪材料を宣伝する人がいますが、今さら悪材料を取り上げて嘆いていても仕方がなく、もう既に悪材料を織り込んだ水準まで売り込まれているリートもあり、積極的に仕込んでいく局面であると思えてならない感じです。リートが、低利回りの物件を購入し、レバレッジをかけることによって高配当を演出していたことは周知の事実ですが、それは、昨年あたりの行け行けドンドンの時代に警鐘を鳴らしていたのであれば、意味のあることではありますが、今は、もうそれを織り込んだ水準にまで売り込まれており、仮に減配になったとしても、十分にもとがとれる水準であると思われます。

ヘッジファンドの換金売りが続くとか、先物裁定買い残の売り圧力とか、まだまだ売りの材料は尽きない感じで、今後もダウが暴落し、日経平均も連れ安する局面もあるかも知れませんので、ここで、大きな勝負に出ることは出来ないかも知れませんが、休むも相場と休んでいても仕方がありませんので、乱にチャンスありと、積極的にのぞみたい感じでいます。売るも相場、買うも相場ですが、ここは、ヘッジファンドの換金売りに、買い向かいたい感じです。

という感じで、ちょっとバタバタしていますので、今回はこれにて。。。

イメージ 1