昔々 自分の体くらいの
大きさの星に住む王子が
友達をほしがっていた
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私は1人で生きていて
話し相手もいなかったので
飛行士になった
世界中を飛びまわり
ある日 サハラ砂漠に
不時着した
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(星の王子)
なんて きれいなんだ
(バラ)
まだ寝ぼけてるの
だらしくなくて ごめんなさい
(星の王子)
完璧だよ
(バラ)
そうよね
太陽と同時に生まれたのよ
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2人は愛し合っていたんだが
おたがい若すぎて
愛し方を知らなかった
愛を疑い
王子は逃げ出した
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(バラ)
愛してるのに
言葉にしなかった私のせい
どうか許して
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(星の王子)
お金持ちになって
何になるの?
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(星の王子)
大人って本当にすごく
奇妙だ
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(女の子)
なんだかもう
大人になりたくない
(飛行士)
問題は大人になることより
“忘れること”だ
(女の子)
絶対に忘れたくない
(飛行士)
わしは大人になったが
王子を忘れてない
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(星の王子)
みんなはどこ?
砂漠ってさびしいね
(ヘビ)
大勢いてもさびしいよ
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(キツネ)
俺にとって君は
かけがえがなく
君にとっても俺は
かけがえのない存在
(吹:俺にとって 君は
世界にたった 一人
君にとって 俺は
世界でたった 一匹)
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(キツネ)
お別れに秘密を教えよう
心で見ないと
本当のことはわからない
(吹:心で見たときだけ
本当のことがわかる)
大切なものは
目に見えないんだよ
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(星の王子)
星がきれいなのは
花がかくれてるからだよ
砂漠がきれいなのは
井戸がかくれてるから
(吹:星がきれいなのは
見えないところに
花が咲いているから
砂漠がきれいなのは
どこかに井戸がかくれているから)
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月光の中
彼は青白い顔で目を閉じた
髪は風にゆれていた
私は自分に言い聞かせた
“これは彼の殻(から)にすぎない”
何より重要なものは
目に見えないのだ
(吹:目に見えないところに
あるのだと)
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(星の王子)
君の星では
バラを何千本育てても
ほしいものは見つからない
1本のバラや ひと口の水に
あるかもしれないのに
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(星の王子)
僕の星は とても遠くて
体を運べないんだ
体は貝がらみたいなもの
貝がらは悲しくないでしょ
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(飛行士)
そりゃ絶対だと思えれば
安心できるが
星に帰ったと
信じることにしたんだ
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(ミスター・プリンス)
子供って本当にすごく
奇妙だ
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(星の王子)
ただのバラじゃない
この世で たったひとつの
特別なバラ
忘れないよ
覚えてるかぎり
いなくならない
(女の子)
まだここにいる
(星の王子)
心で見れば
本当のことがわかるんだ
(女の子)
“心で見れば そばにいる”って
そういうことね
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(星の王子)
飛行士に伝えて
“覚えてる”って
(アニメ映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』2015)
