両親に挨拶に。
さて、お互いの意思を確認した私たちは
その年のゴールデンウィークに双方の両親に挨拶しに行く事に成りました
私の実家では、まあ普通に団欒な食事と
『ららみさんに苦労をさせてしまうかも知れませんが、僕は僕が幸せになりたいんです』
と、両親に言い、両親は晩婚を心配しているので
この際、貰ってくれるなら誰でも良かったみたいな勢いで
『こちらが選べる状況でも無いし、我儘に育ったけど、お願いします』
てな感じで、宴は終了した
父は、お酒が好きで、そのまま飲んでグダグダ話したい人
未来の旦那は、即効、別室の彼の唯一のお友達で有る、テレビを見て、ギャハハ笑ってる
有り得ないと思った
初めて会う両親との歓談に自分から終止符を打つなんて 有り得ない
普通は気を使って、父の話を聞くものでは無いのかしら
母は『初めて来たのに、くつろいでくれて嬉しいじゃないの!』と広い心だ
何か沸々と感じる未来の旦那への違和感
いきなり婚約
嫌いだった奴なのに・・・
女友達と飲みに出掛けても、花見をしても付いて来ている
食事にも誘ってくるし、メールも頻繁に入る
お昼のお仕事の空き時間も合いに来る
その当時、私は別れた彼といつも一緒にいたの
それが、奴に拍車をかけてしまった
独占したくなったらしい
これ以上ない優しい言葉のオンパレード
離婚調停中で、子供に会いたいと、泣いて来る
私は可哀想な人に弱いのだ
母性本能も働いてしまった
1度、別れた彼 VS 離婚して1人が淋しい奴
どちらを選んでも、私は『結婚』を選択しなければいけなくなっていた
折角、独身を貫いていたのに・・・
結婚に興味も期待も持ってなかったのに・・・
古い男とやり直す技術を持たない私は、未だ得体の知れない『淋しい奴』を選んだ
今が身を固める時なんだ・・・潮時を感じて・・・
出会い。
その人は、同じ年の男性から紹介された
小さい身長、離婚調停中、猿顔、O型・・・
どれを取っても、全く私のタイプでは無く、むしろ生理的に苦手なタイプだったの
先の、同じ年の男性とは良く会っていたので、いつも、その人は付いて来ていた
暫らくすると、いつも私の横に居る
私を見つめている
凄く嫌だった
小さい身長、離婚調停中、猿顔、O型・・・
どれを取っても、全く私のタイプでは無く、むしろ生理的に苦手なタイプだったの
先の、同じ年の男性とは良く会っていたので、いつも、その人は付いて来ていた
暫らくすると、いつも私の横に居る
私を見つめている
凄く嫌だった