犬籍を示す形のものがあります。
それを証明するものが血統証明書です。
血統証明書は純血種犬を証明し家族構成先祖を明記されたものです。
その中には産まれた日付（生年月日）
繁殖者の名前繁殖者の所在もきちんと明記され
各純血種犬登録番号も明記されています。
本犬とその家族構成先祖を証明する貴重な証明書です。
その血統証明書の中には繁殖者の名前所在地その下所有者明記があります。
繁殖者と所有者が同じくと言う場合は本犬の所有者は血統証明書上
繁殖者の名義のままになっている事をまずご理解下さい。
血統証明書の裏に譲渡者記入欄に署名捺印がされていれば
新しい御家族にこの子を譲渡すると言う事になります。
この署名捺印がない場合は新しい家族に譲渡されたと言う事にはならず
無効と言う事になります。
純血種犬（ＪＫＣ）血統証明書をペットショップ・ブリーダー・一般愛犬家から
ご家族に迎えられた方はまず血統証明書がお手元に届かれた時点でご確認下さい。
署名捺印のない場合は譲渡された方に申し出て下さい。
必ず署名捺印をしてある血統証明書である様に
犬種・性別・生年月日・ 毛色毛種 ご確認下さい。
間違いのある場合は譲渡者に申し出て下さい。
万が一血統証明書に間違いが生じている場合は
繁殖者がＪＫＣ本部の方に血統証明書訂正申請書を至急送り訂正手続きを行って下さい。
その際ＪＫＣ本部に送る費用の金額は繁殖者負担です。
新しく御家族に迎え入れられた方が金額を負担する事はありません。
譲り受けられたご家族が血統証明書上
所有者と明記するためにはまずＪＫＣジャパンケンネルクラブ入会が必要です。
入会金￥２０００年会費￥４０００
そして血統証明書発行日６ヶ月以内なら￥１２００（期間内変更）
血統証明書発行日６ヶ月以上なら￥３４００（期間外変更）
この様な手続き費用が新所有者は必要です。
ＪＫＣは各都道府県に支部が数件から十数件の支部畜犬業者があります。
どこの支部で手続きを行うかは加入される方の希望に応じております。
ＪＫＣ血統証明書名義変更をされていない御愛犬家の方でも
気軽に御愛犬の相談が出来ます。
○ 毛色の件
毛色によっては、交配をしてはいけない組み合わせがあります。
色素の薄いもの同士の交配は、命にかかわる疾患や視聴覚障害・内臓・脳疾患・
皮膚病など様々な遺伝性疾患や先天的障害を引き起こす原因になります。
例えばダックスフンドでは、シルバーダップルとクリーム、
ダップルとダップルなど劣勢遺伝子同士の交配は、危険な組み合わせとなります。
また、犬種によっては、スタンダードで認められていない毛色もあります。
その場合は、血統証明書の毛色の前に、★印がつきます。
（社団法人ＪＫＣジャパンケンネルクラブに基づき）
〇血統証明書を見て分かる事
血縁関係先祖にどの様な名前の子や優秀なチャンピオン犬が
実在しているかわかります。
訓練を受け資格を得ている先祖が実在しているかわかります。
繁殖者がブリーダーの場合はご連絡先を調べ
先祖となる子の性格や健康面の事を聞ける可能性があります。
血縁関係ＤＮＡで体質の事も聞く事ができれば御愛犬を
育てる上で日頃から生活習慣により注意する事も出来ます。
何気ない仕草眼差しなどは育つ家庭環境が違っても
何気なく何処かが似ています。
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