そんなこんなで、なんとかマラケシュに到着です。
休んでから、マラケシュ旧市街を散策です
(フナ広場内のマーケット)
(ナッツ屋さん)
(スパイス屋さん)
(パン売りのおじさん)
フナ広場内で、日本人が歩いていると
「貧乏プライス!貧乏プライス!!!」
と言って、だれが教えたかわからない日本語(?)で、客引きされます笑
中には悪質な客引きもあるので、注意してください。
夕方、フナ広場を一望できるカフェに行きました。
(モロッコ名物ミントティー)
(活気があります!)
そして、アフリカ1グルメだといわれるフナ広場へ夕食を食べに行きました。
現地の方たちと混ざって、魚のフリッターのようなものを食べました。
これがまたおいしい
とても楽しく、砂漠ツアーに参加できたのですが、
別の日にとても考えさせられる出来事がありました。
それは、フナ広場で8~9歳くらいの子供に
"Give me Money!"
と言われたことです。
その時、私はお金を渡しませんでした。
それは、お金の稼ぎ方とは違うと思ったからです。
フナ広場では、大道芸なのでパフォーマンスをしている人たちがたくさんいます。
すると、その子は
"F●ck you!!!!"
と言ってきました。
私が、少しのお金を渡さなかったばかりに、あの子は何か大変な目に会うのでしょうか
とてもショックを受けたので、宿に帰って同室の日本人の方にその話をすると、
「お金の流れの裏には、大人が関わっている。
もしその子がお金を持って帰ったら、またお金を持ってくるように言われる。
だから渡さないほうがいいんじゃないかな?」
という風に話してくれました。
その時はなるほど、と思ったのですが、まだどうすべきだったか答えは出ません。
私もその子も、どんな環境に生まれてくるかは選択できません。
それにもかかわらず、周りの環境でその人の生き方に影響が出ています。
私がその子の環境に生まれていたら、あの時お金が必要だったのかもしれない・・・
というふうに考えてしまいます。
イスラム教には「喜捨」の習慣がありますよね。
モロッコでは、郷に従って渡すべきだったのか?とも思ってしまします・・・
(フナ広場横のモスク)
その事があってから、私は日本で当たり前に出来ていることでも
感謝しなければならないと思うようになりました。
そして、世界の経済格差をなくすためには、
やはり、途上国と呼ばれる地域での経済活動を活発にする必要があると感じました。
なので、これからは自分のまわりの消費などからでも
そのような経済活動を活発にできるように気を付けてみよう、と思っています。
モロッコでは、自然からも人からも、大きな衝撃を受けました。
本当に来てよかったなと思います
遠い国の物語ではなく、自分にも関わりのあったことになることで
問題意識が高まったと思います。
またモロッコに行ったら、どんなふうに行動するか考えていきたいです
(フナ広場の入り口)
【モロッコ編】――― 完 ―――