奈良公園シリーズの2回目です。
三条通りを歩き、猿沢池に向かう途中に人だかりができているお店がありました。
このお店は、高速餅つきで全国的に有名なよもぎ餅の老舗、「中谷堂(なかたにどう)」です。
近鉄奈良駅から猿沢池へ歩くと、ほぼ必ず通る位置にあり、2人の職人が高速で餅をつくパフォーマンスはテレビでも度々紹介され、観光客が集まる人気スポットになっています。
猿沢池のすぐ手前・三条通り沿いにある着物レンタル店の「脇坂亭(わきさかてい)」です。
外観は町家風の落ち着いた和風建物です。
店頭には和傘や和装小物が並び、写真映えする雰囲気が漂っています。
猿沢池(さるさわいけ)です。
奈良公園の入口に位置する周囲約360mの人工池で、興福寺五重塔と柳が水面に映る景観で古くから名勝として親しまれてきた場所です。
天平21年(749年)に興福寺の放生会のために造られた歴史ある池で、「南都八景」のひとつにも数えられています。

タークンが、小学校の修学旅行で奈良公園を訪れた時は、猿沢池を抜けて、春日大社に向かいしましたが、今回は、興福寺に立ち寄ることにしました。
修学旅行で、奈良公園を訪れた際は、東大寺(大仏殿)、春日大社、奈良公園(鹿)は定番でコースに入りますが、この3つだけで 半日〜1日が埋まります。
そのため、同じエリアにある興福寺まで時間が足らず、回らない学校が多くあるようです。
この階段を上がると、興福寺の境内に入ります。
興福寺の魅力は、阿修羅像をはじめとする国宝群、中金堂・東金堂の建築など、超一流の文化財が豊富にあることです。
奈良仏教の歴史などを、じっくり鑑賞してこそ価値が分かるタイプの寺院なので、「短時間で多くを回る」修学旅行には、不向きと言えます。
階段を上がった先の右側に手水舎があります。
龍の吐水口を備えた手水舎で、龍の造形が非常に印象的です。
手水鉢に水を注ぐのは龍の口で、迫力ある造形が施されています。
龍は寺院の守護や浄化を象徴する存在で、興福寺の歴史的格式にふさわしい意匠といえます。
手水舎のすぐ横には、不動明王を祀る「不動堂(ふどうどう)」があります。
中には不動明王像が安置されています。
不動明王は煩悩を断ち切り、参拝者を守護する存在として信仰されています。
興福寺は法相宗の大本山ですが、不動明王は密教的要素を持つため、南円堂(弥勒信仰)との調和を意識した配置と考えられています。
「不動堂(ふどうどう)」及び手水舎の向かいには、「南円堂(なんえんどう)」があります。
日本最大の八角円堂であり、西国三十三所第9番札所として広く信仰を集める重要文化財の堂宇です。
創建は、弘仁4年(813年)で、藤原北家の藤原冬嗣が父・内麻呂の追善供養として建立したものです。
現在の建物は、江戸時代(1741年立柱 → 1789年再建)のものです。
創建以来4度目の建物で、古様を保ちながらも江戸期の様式を備えています。
藤原氏との深い関係があり、本尊の不空羂索観音がまとう鹿皮は、藤原氏の氏神・春日社との関係を象徴し、特に藤原北家の信仰を集めたとのことです。
次回も興福寺を主体とした記事になると思います。
まだまだ続く奈良公園シリーズです。
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